長崎 公立 単元開発 2024年度
壱岐市立箱崎小学校
壱岐の食を支える海を学ぼう(海洋教育)
実施単元
1.壱岐の海を守るためにできることを考えよう[4年](総合的な学習の時間)
取り組みの概要
・4~7月:海の恵みに支えられてきた壱岐と現在の環境問題(20時間程度)
現代まで続く壱岐の恵みについて、具体的な教材を通じて触れながら、その海が環境汚染により、問題が起こっていることに関心を高め、壱岐の海の環境に親しみと関心をもち、問題解決に向けて学習を進めようとする態度を養う。
・9月:漁業や海の環境についての理解を深める(2時間程度)
海の豊かな恵みが壱岐にもたらされている地理的・環境的な要因(海流や豊富な漁港、大陸との交流の歴史など)を理解した上で、それらの恵みを人々の暮らしに運び、文化として定着させることを助けた壱岐の漁業の特徴やその成り立ちについて学習する。
・11~12月:海の恵みの将来を考え、これまでの学びをまとめよう(15時間程度)
海の恵みが今直面している課題、具体的には海のゴミ問題や温暖化、それらに伴う漁獲量の減少などについて、事業者の声なども交えて学習する。その上で、豊かな壱岐の海をこれからも守るために何ができるかについて、児童個々人の得意な事柄を生かした解決策の提案をまとめる。
・1月:壱岐の海水浴場(筒城浜)へ調査活動に出かけよう(3時間程度)
プラスチックごみ回収やマイクロプラスチックを採集する活動を行う。
・2~3月:3年生や保護者に伝えよう(5時間程度)
これまでの一連の学習過程をスライドにまとめ、3年生へ向けて、今年度の学習発表とこれから先の海洋教育の学習について、提案を行う。






