福岡 公立 単元開発 2024年度
福岡市立勝馬小学校
われは海の子、勝馬調査団 ~しおかぜ学習/生活科・総合的な学習の時間~
実施単元
1.勝馬の自然大好き! 夏・秋[低学年]
2.もっとおいでよ志賀島大作戦[高学年]
3.勝馬水族館[中学年]
4.われは、海の子 勝馬調査団[全学年](生活科、総合的な学習の時間、行事)
取り組みの概要
1.単元名「勝馬の自然大好き!夏・秋」(しおかぜ学習) 15時間
学校周辺にある森や海岸を散策したり、生き物探しや砂遊び、磯遊びに出かけたりして、勝馬の自然・とふれ合い、自然の豊かさや気づきを深めることができた。また、来年度入学希望者に勝馬の良さを発信した。その中で、地域の方を講師に迎え、勝馬の自然物から制作した小物を紹介してもらい、自分達もつくってみたい。来年1年生になる友達に喜んでほしい。という目的意識・相手意識が高まり、実際に海岸にでかけ、拾ってきた貝殻やシーグラス、小石などをつかって想像豊かな制作活動を行った。また、地域の公民館、宿泊施設にも児童作品をおかして頂いた。勝馬の自然や地域とのかかわりの体験学習を通して、地域の良さを知りふるさとを愛する気持ちを高める事が出来た。
2.単元名「もっとおいでよ!志賀島大作戦」(しおかぜ学習) 25時間【写真1】
志賀島に多く残る、万葉歌碑を教材に探究的な学習に取り組んだ。地域の宿泊施設を利用する方からのアンケート結果を基に学習課題を設定し、見学(神社、資料館)や図書資料・インターネット、地域の方へのインタビューから課題解決に向けての情報を収集し、協働的な学びの中で整理・分析し課題解決を図った。さらに発展的な課題として「志賀島の歴史を多くの人に知ってもらおう」とし、表現活動として、スライドやリーフレットにまとめ、他校児童への交流や人が集まる施設に置かせてもらった。
3.勝馬水族館(しおかぜ学習) 5時間 【写真2】
水族館の学芸員を講師として招き磯学習に取り組んだ。磯に住む生き物を探したり、生物の生態について講師の先生からくわしく話を聞いたり出来た。児童は、磯学習で出あった生き物について、その特徴を図書資料やインターネット資料をつかってくわしく調べ、調べた生き物についてまとめた。最後に、勝馬生き物図鑑を作成した。その後、磯にでかけ生き物を学校水族館で飼育し、海に住む生き物について親しみを持つと共に、地域の自然の豊かさに感謝すると共に大切にしないといけない物という見方・考え方を深めることが出来た。
4.われは海の子~勝馬調査団~実施した活動全体の概要
勝馬に学ぶ・勝馬で学ぶ(特色ある教育活動)キーワードに全学年で取り組んだ。勝馬の海にかかわる・つながる・まなぶを視点に教育課程を見直し編成し、1年間・6年間を系統的にとらえ、海に係る見方・考え方を深める・拡げるための体験的活動に取り組んだ。
目標:海を教材にした体験的な学習を通して、身近な自然や環境に興味関心を深め、心豊かな児童の育成を図る。
取組:
(1)海岸清掃【写真3】 2時間(学校行事)
(2)カヤック学習【写真4】 8時間(生活科、総合的な学習の時間)
(3)考えよう!海・地球のこと【写真5】 1時間(生活科、総合的な学習の時間)
(4)勝馬で学んだことを伝えよう(学習発表会) 1時間(学校行事) 〈資料1〉
(5)海をもっと知ろう(水族館見学) 2時間(学校行事)







