プログラム概要

プログラム概要

京都 公立 単元開発 2024年度

舞鶴市立大浦小学校

ふるさと大浦を学びの場とする大浦未来学

実施単元

1. 大浦の海を発掘~4年生9人の新しい魅力づくり~[4年](総合)
2. ごみもお宝大作戦[5年](総合)
3. 竹の漁礁で豊かな海に[6年](総合)

取り組みの概要

4年「大浦の海を発掘~4年生9人の新しい魅力づくり~」
「今と昔」を対比し、現在の暮らしには便利な物が多い一方で、手間暇や遠回りといった労力のかかる体験が少なくなっていることを知った。その中で、「自分達も昔の人達がやっていた体験をしてみたい」という思いが脹らみ、体験活動の中から「和紙づくり」を選択し、さらに「大浦の魅力発信につなげるために、大浦の良さを活かした和紙づくり」へと思いを広げていった。雑草で紙ができることを知った児童は、「海藻でも和紙をつくることができるのだろうか」という問いを持ちながら学習を進めた。失敗もたくさんしたが、その都度、学級のみんなで話し合いを繰り返しながら取り組んできた。また、紙づくりの専門家にも情報を得たり、指導を受けたりしながらより良いものを目指した。3学期には、「大浦未来学みんなの参観日2024」で、これまでの学びを発信し、保護者や地域の人達、地域外の人達に発信した。

5年「ごみもお宝大作戦」
「海ごみがお宝のようなものになれば、ごみを利用したい人が増え、ごみ問題が解決するのではないか。」という仮説を設定し、校区の海岸のクリーン作戦を2度実施した。集めたごみを、分別・計量しつつ、ごみの有効利用の方法を話し合った。そして、海ごみを利用した「海ごみアート」作りをすることになり、作成を始めた。作成段階で、京都芸術大学の教授にも来ていただき、教授のワークショップに参加した。完成した海ごみは、「大浦未来学みんなの参観日2024」で広く公開した。

6年「竹の漁礁で豊かな海に」
校区での土砂崩れの原因が竹林であったことを地域の人から聞いた児童は、その竹を有効利用できる方法はないかと話し合った。その結果、校区の竹を切り、その竹で魚の棲家である漁礁をつくり、海に沈めることを決めた。できた漁礁を地域の人にアドバイスを受けながら海に沈めた。2週間後に観察・回収した結果、たくさんの海の生き物が棲家にしていることがわかった。2学期には地域の方の協力を得ながら竹炭をつくった。この探究活動を「大浦未来学みんなの参観日2024」で広く公開した。

1紙づくり
2ごみもお宝
3竹の漁礁
1紙づくり
2ごみもお宝
3竹の漁礁
1紙づくり
2ごみもお宝
3竹の漁礁
1紙づくり
2ごみもお宝
3竹の漁礁
 

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