岩手 私立 単元開発 2024年度
かまいしこども園
サケの学習を通して育む郷土愛と釜石のDNAの継承(4年目)
実施単元
1.共同性・社会生活との関わり・思考力の芽生え・自然とのかかわり・生命尊重・豊かな感性と表現・環境[年長]
取り組みの概要
〈水産技術センター見学〉
・市内にある岩手県水産技術センターに見学に行く。
・大きな水槽の中にいる釜石近海で獲れた魚をじっくり観察する。
・サケの生態について話を聞く。
・授業の入り口として、魚、海、漁業について興味を持ってもらう。
〈サケを知る授業~定置網・サケの一生について学ぶ~〉
・動画を使用しての学習 釜石魚市場の定置船入港・競り・定置網をしている様子の動画を見ながら、
すなどり舎の齋藤氏や市場に撮影に行った職員から説明を聞く。
・定置網の構造(サケがどうやって網に入ってくるのか)、定置網の中でのサケの動きについて話を聞く。
・サケがたくさん獲れる海になるために自分たちにどんなことができるのかを考える。
〈サケを触る・食べる・命をいただく授業〉
・釜石で捕れたメスのサケを魚食普及コーディネーター清原拓磨氏が子どもたちの前でさばいて見せる。
・さばく前にサケを触ったりにおいをかいだりし、サケを体感する。
・さばいたサケを園庭で炭火焼きにし、命に感謝してみんなでおいしくいただく。
〈食文化を継承する授業〉
・親子で新巻鮭作りをする。
・制作過程でサケのからだの構造を実際に触れて理解する。
・完成した新巻鮭が完成したものを手にして、食料としてのサケを体感し、制作前と後のサケを比較する。
・家庭に持ち帰って、家族に披露し、サケの学習の感想や、両親祖父母の家庭内の反応を担任の先生と
共有する。





 
       
      










