長崎 公立 単元開発 2023年度
長崎県立猶興館高等学校
「ふるさと平戸未来探究学」(普通科) 「課題研究」(理数科)
実施単元
1ふるさと平戸未来探究学[2年](総合的な探究)
2.理数科課題研究[2年](課題研究)
取り組みの概要
ふるさと平戸未来探究学(普通科)
1 以下の16班でテーマを設定し、探究活動を行った。2学期以降は6人が個人活動を希望し、活動をした。
[1]平戸神楽の周知
[2]路上駐車を減らすために
[3]差別を減らして笑顔を増やすために
[4]日本の子どもたちがおなかいっぱいご飯を食べられるようにするにはどうすれば良いか
[5]平戸のスイーツ屋さんと平戸夏香のコラボ商品で良さを伝えられるだろうか
[6]食品ロスを防ぐために
[7]平戸の郷土料理を平戸の若い人たちにしってもらう
[8]観光客がいいなと思う環境づくり
[9]探9!!若者の選挙参加について
[10]平戸の観光 若い観光客を集めるためには
[11]イカをイカしたイカ飯カレーはイカが?
[12][13]より良い学校生活を送るにはどうすればよいか
[14]地域活性化 教育環境の改善と高齢化の改善
[15]平戸の医療の活性化
[16]平戸市の魚離れを少しでも回復させる
個人探究
A 虫歯になりにくい世界
B 気象とストレス
C アレルギーと郷土料理
D 様々な人の肌に合う化粧水作る
E クエン酸を用いた味覚と疲労の関係
F 災害によっておこる建物の被害について
海洋関連は[8]「観光客がいいなと思う環境づくり」
2 活動実態
1年次から継続してきた「自分の身近にある課題を解決する」ためにテーマを決めて班活動を行った。地域の方や外部専門家へのインタビュー、アンケート、オンラインによる会議などを実施。その後は情報分析、考察、話し合いを深め、さらなる課題を発見、深化させ、中間発表を行った。中間発表後は、基本的に班活動を継続、個人探究を希望する生徒はそれぞれに新たな探究活動を進めた。最終的には令和6年2月6日に発表会を行った。
理数科(文理探究科)課題研究
(令和5年度入学生より理数科が閉科し、文理探究科となった。)
1 2年次の4月に以下の研究テーマを設定した。
化学分野:酸化チタン電池の電極の焼き付けと電解液を捜す
化学分野:ゆで卵を生卵へ ~タンパク質分解酵素と尿素野
生物分野:麹菌でお肉を作る(麹菌の菌糸が伸びる最適な条件を見つける)
物理分野:鬼洋蝶を飛ばしたい?
生物:釜田川における季節ごとの生物調査
2 活動実態
各研究テーマに分かれて1年間継続的に研究を行った。
3 成果発表
[1]中間発表
令和5年10月18日に実施した。研究テーマ班ごとに研究の途中経過を行った。研究テーマ設定の理由、仮説について、実験観察方法についてなど、積極的な質疑応答を行った。
[2]最終発表
令和6年3月19日に校内発表会を実施した。テーマごとのポスター発表を行い、研究について説明、質疑応答を繰り返し行った。8月17,18日に長崎大学水産学部において研修を実施した。
物理・化学・生物の各分野で海に関わる実習を行い、社会問題と絡めて考察することで、社会の諸問題をとらえる幅広い視点を身に付けた。
提出物
学習内容報告書「身近な人を笑顔にするためにという視点で探究テーマを設定し、課題の解決に向け活動する。」 PDF形式(626KB)
学習内容報告書「研究テーマを設定し、実験、観察、調査を実施する。」 PDF形式(629KB)