プログラム概要

プログラム概要

長崎 公立 単元開発 2023年度

大村市立松原小学校

ふるさと「松原」の海について理解し、その環境を保全するために自ら考え、未来像を明らかにする活動

実施単元

1.SDG'sについて知ろう[6年生](総合)
2.各地(世界の国々等)のSDG'sに向けた取組を知ろう[6年生](総合)
3.再発見!松原の海の魅力(ヨット体験)[5、6年生](総合)
4.海の環境を守るためにわたしたちにできることを考えよう[6年生](総合)
5.専門家に学ぼう[6年生](総合)
6.自分たちの課題を追究しよう[6年生](総合)
7.調べたことをまとめよう[6年生](総合)
8.調べたことをお世話になった方、地域の方に発表しよう[6年生](総合)

取り組みの概要

1.SDG'sについて知ろう
インターネット等を活用し、SDG'sについて調べ学習を行った。なぜ、SDG'sの取組が重要と言われているかについて調べることで、環境問題について意識を高めることができた。

2.各地(世界の国々等)のSDG'sに向けた取組を知ろう
各地のSDG'sの取組の具体例を、インターネット等を活用して調べた。各地の環境保全についての取組について調べることで、環境保全への理解を深めることができた。

3.再発見!松原の海の魅力(ヨット体験)
県立長崎工業高等学校ヨット部監督及び部員を招聘し、ヨット体験活動を実施した。陸上でヨットの組み立て方の説明を受け、実際に組み立てたり、操作の仕方を学んだりした。その後、松原漁港から沖に出てヨットの操作体験を行った。天候にも恵まれ、さわやかな潮風を受け、気持ちよく海上を帆走することができ、ヨットのすばらしさや楽しさを体感することができた。ふるさと松原のもつ豊かな海の魅力を再確認することができた。

4.海の環境を守るためにわたしたちにできることを考えよう
海の環境や資源を守るために自分たちができることについて調べる計画を立てた。海の環境についての現状や問題点を調べることで、課題を明確にし、調査方法についての見通しをもつことができた。

5.専門家に学ぼう
9月15日(金)、22日(金)に、長崎大学大学院工学研究科、NPO法人長崎海洋環境研究会の御協力のもと、水質浄化実験の活動の概略や水質の測定方法について説明を受けた。カキ殻を利用した水質浄化実験について知り、今後の観察の見通しをもつことができた。9月~12月まで、週2回をめどに水質の測定を継続した。

6.自分たちの課題を追究しよう
海の環境や資源を守るために自分たちができることについて調べ学習を行った。海の環境の現状や問題点を明らかにし、その課題を解決するためには何が必要か等を考えることで、海の環境保全についての意識を高めることができた。

7.調べたことをまとめよう
上記4、5、6の活動をもとに調査したことをまとめる活動を行い、報告会に向けての準備を行った。

8.調べたことをお世話になった方、地域の方に発表しよう
2月5日(月)に、長崎大学大学院工学研究科、NPO法人長崎海洋環境研究会の方をお招きして水質浄化実験についての報告会を行った。また、2月16日(金)には、授業参観において、水質浄化実験及び上記4~7の活動についての報告会を行った。

児童は、タブレットPCのスライド機能を使って、活動中の写真やグラフ等をスライドに効果的に交えながら発表することができ、情報活用能力の育成を図ることができた。

ヨット体験の様子
ヨット体験の様子
水質浄化実験説明会
水質浄化実験説明会
水質浄化実験報告会
授業参観

提出物

学習内容報告書「ふるさと『松原』(海)ついて考え、自分たちにできることや未来像を発信しよう」 PDF形式(386KB)

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