長崎 公立 単元開発 2023年度
壱岐市立箱崎小学校
壱岐の食を支える海を学ぼう
実施単元
1.壱岐の食を支える海を学ぼう[第4学年](総合的な学習の時間)
取り組みの概要
・4~7月:海の恵みに支えられた壱岐の食文化(19時間程度)
現代まで続く壱岐の食文化に具体的な教材を通じて触れながら、壱岐の食文化への関心を高め親しみと関心、誇りをもてるようにする。
・9月:漁業や海の環境についての理解を深める(2時間程度)
海の豊かな恵みが生きにもたらされている地理的・環境的な要因(海流や豊富な漁港、大陸との交流の歴史など)を理解した上で、それらの恵みを人々の暮らしに運び、文化として定着させることを助けた壱岐の漁業の特徴やその成り立ちについて学習する。
・11~12月:海の恵みの将来を考え、これまでの学びをまとめよう(17時間程度)
海の恵みが今直面している課題、具体的には海のゴミ問題や温暖化、それらに伴う漁獲量の減少などについて、事業者の実際の声なども交え学習する。そのうえで、海の恵みと、それに支えられた壱岐の食文化をこれからも守るために何ができるかについて、児童個々人の得意な事柄を生かした解決策の提案をまとめる。
・1月:児童が考えた海の恵みと、それに支えられた壱岐の食文化をこれからも守るために校区内の「谷江川」清掃を行った。これまでの一連の学習過程をスライドにまとめ「壱岐なみらい創りプロジェクト対話会(発表会)」において、発表を行った。市内の学校の発表を聞きながら、考えを広げることにつながった。
提出物
学習内容報告書「壱岐の食を支える海を学ぼう」 PDF形式(438KB)