プログラム概要

プログラム概要

福岡 公立 単元開発 2023年度

大牟田市立天の原小学校

森・川・海をつなぐ海洋教育

実施単元

1.海に親しむ「海や川の生き物のために」 [第3学年](総合的な学習)
2.海を知る・守る「海や川の環境のために」[第4学年](総合的な学習)
3.海を守る・活用する「森と私たちのために」[第5学年](総合的な学習)
4.海を守る・活用する「自然と私たちの未来のために」[第6学年](総合的な学習)

取り組みの概要

関連するSDGsの目標13・14・15を核とし,市内の海洋教育に取り組んでいる小学校と連携・協働し,社会科や理科の学習と関連させながら,総合的な学習の時間において海洋教育を推進している。総合的な学習の時間において,海洋教育の4つの視点「海に親しむ・海を知る・海を守る・海を活用する」を系統的に位置づけた活動計画を作成し,実施している。

【3年生】
○ 有明海の干潟や諏訪川の支流である野間川に生息する生き物の調査・観察を通して,海や川の自然を体験的に親しむ。そして,見つけた生き物について調べたことをまとめ,校内の他学年,地域,家庭などへ発信することを通して,海や川の生物多様性について考える。

【4年生】
○ 有明海やその海に流れる諏訪川の支流である野間川のゴミの様子や水質について調査し,川の汚染が海へ影響を及ぼすことや,ゴミや生活排水による海や川の環境汚染が進んでいることを知る。そして,学習したことをまとめ,多学年や,地域,家庭へ発信することを通して,川や海の環境保全について考える。

【5年生】
○ 校区の川の水質調査や山の役割や恩恵について調べ,山・川・海が密接に関わり合っていることや,恩恵を活用しながらもそれらを守ることの大切さを学習する。地域の川や森を守ることが世界全体の環境になることを多学年や,地域へ発信し,恩恵・産業と私たちの生活との結びつきについて考える。

【6年生】
○ 前学年までに学習してきた海洋教育の内容をもとに,放置された竹林の環境への影響や被害についてGTの協力を得ながら調べる。また,調査結果を連携している学校と交流したり,校内,地域へ発信したりすることを通して,竹の有効的な活用法を考え,持続可能な地域づくりのために私たちにできることについて発信する。

提出物

学習内容報告書「自然と私たちの未来のために~竹林調査~」 PDF形式(613KB)

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