福井 公立 単元開発 2023年度
福井県立若狭高等学校
対話の手法を用いた海洋環境問題解決に向けた協議と里海歩きインタビュー調査における単元開発
実施単元
1.海洋環境問題解決に向けた対話 [高校3年](水産)
1.里海歩きインタビュー調査[高校3年](水産)
取り組みの概要
単元開発にあたって、ハワイ大学哲学対話の講義、ハワイ大学海洋教育者会議、Waikiki School、Hawaii Technology Academy (HTA)、Kailua High Schoolの見学や研修に参加し、p4c HAWAIIの基本的な理念や方法を学んだ上で(別紙「海外視察研修報告書」参照)、海洋環境問題解決に向けた対話の基礎と応用、里海歩きインタビュー調査を実施した。
海洋環境問題解決に向けた対話では、p4c Hawaiiの対話実践を行い、対話の基本的な方法や考え方を生徒及び教員が実践を通じて学んだ。「対話そのものをどうよくしていくか」をテーマに対話を行い、セイフティ構築は、教員の姿勢や立場、参加者同士の理解、場の雰囲気によって形成されることが理解できた。海洋環境問題解決に向けたテーマでは「漁業後継者の問題」をテーマとした対話実践を行い、複雑に絡み合う問題の本質に迫る議論を行うことができた。
里海歩きインタビュー調査では、本校生徒と地域住民との対話の場をつくることを実現できた。里海地域の問題点や地方の里海での生活の幸せを高校生が主体的に考えることはもちろんのこと地域住民に対してもエンパワーメントの効果があることの可能性が示された。
提出物
学習内容報告書「海洋環境問題解決に向けた対話」 PDF形式(658KB)
学習内容報告書「里海歩きインタビュー調査」 PDF形式(998KB)
補足資料「海外視察研修報告書」 PDF形式(1,833KB)