プログラム概要

プログラム概要

東京 公立 単元開発 2023年度

板橋区立板橋第三中学校

海に囲まれた島国日本で生きるとはー自然との共生について、気付き・考え・行動するー

実施単元

1.世界の様々な地域[1学年](社会科)
2.私たちと現代社会(文化)・「文化」とは何か?[3学年](社会・総合)
3.私たちと政治(法律)[3学年](社会科)
4.私たちと国際社会の諸課題(環境)[3学年](社会科)

取り組みの概要

1.世界の様々な地域
気候や地形といった自然環境に応じて、世界各地でどのような生活の工夫や伝統文化が見られるのかを様々な資料を通して学んだのちに、一か国を選び、適切な資料を収集・選択・活用してまとめる学習を行った。発展学習として、夏季休業中に希望者を対象とした「民族衣装体験授業」を実施し、内陸国キルギスで活動していたJICA職員の話と島国サモアから来ている留学生3名の話を聞き、交流した。

2.私たちと現代社会(文化の多様性)・「文化」とは何か?
日本や世界の文化の多様性について学んだのち、昨年度学習した「捕鯨」を巡る日本と国際社会との対立についての考えをまとめた。その後、修学旅行で京都を訪れる直前に海が育んだ日本の文化である「出汁」について、昆布消費量日本一の富山県を例に外部講師を招き、実食を通して五感で体感し、感じたことや考えたことを表現した。さらに、修学旅行で関東とは異なる文化を体験し、考えたことを昨年実施した都内巡りで考えたことと比較しながら表現した。

3.私たちと政治(人権・法律)
政治単元の中で人権課題について学ぶ際に、ハンセン病患者を隔離した岡山県の長島愛生園の歴史や現在の様子を学んだ。また、法の意義について学ぶ際には『こども六法』の著者として知られる山﨑聡一郎氏を講師として、これまでに起きた海難事故や資源をめぐる問題などを例にあげながら「海とは何か?」を法律の視点でとらえ、表現した。

4.私たちと国際社会の課題(環境)
3年間の社会科学習の学びを基に、各生徒が世界の持続可能性を高めるために「未来の子どもたちに何ができるか」を考え、レポートやスライド、動画でまとめを行った。その中で海洋プラスチックゴミや日本の和食(魚)文化、貿易や近隣諸国との関わり方等、海に関わる課題を取り上げ、追究する生徒もいた。

海洋文化講演
海洋文化実習
海洋文化講演
海とは何か講演

提出物

学習内容報告書「世界の様々な地域」 PDF形式(405KB)

学習内容報告書「私たちと現代社会(1)私たちが生きる現代社会と文化の特色」 PDF形式(529KB)

学習内容報告書「私たちと政治(1)人間の尊重と日本国憲法の基本原則」 PDF形式(411KB)

学習内容報告書「私たちと国際社会の諸課題(2)よりよい社会を目指して」 PDF形式(511KB)

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