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【プレスリリース】「第2回日米安全保障研究会」の開催

2014.01.30

昨今のアジア太平洋地域では、世界の安全と繁栄を左右するような出来事が絶えず起こっており、現行の国際体制に新しいダイナミズムをもたらしています。年々深まる経済的相互依存と新しい体制の芽生えは、同地域内における安定した活気ある将来の礎を創り出そうとしている一方で、同地域は地域全体の安全保障体制を揺るがす数々の難題に直面しています。このような状況の中、過去60年以上にわたり、日米同盟はアジア太平洋地域の安全と安定の礎石となってきました。そしてこれからも、同地域の秩序形成に枢要な役割を果たすことに疑いの余地はありません。

日本政府とアメリカ政府は、より強固な日米同盟と継続的な地域安定・発展のために前進を続けてきました。この度、民間から日米同盟のさらなる深化を目指し、日本の笹川平和財団とアメリカの戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies)で、日米二国間の著名な政策立案者や学者で構成された日米安全保障研究会を組織しました。この研究会は、日米同盟の戦略的展望を議論するとともに、日米同盟の将来にわたる重要性を両国の国民に説明することを目的とするものです。

今回開催されたワシントンでの研究会は、今後三年にわたり、一年に二回開催される定期的な日米安全保障研究会の第二回目となる会合です。議題は多岐に及び、中国の動向、日本の安全保障政策、米国戦略、日米韓関係、エネルギー安全保障について議論が交わされました。今後の研究会では、それぞれの議題に応じた専門家を招き、議論を深め、その成果と日米同盟の意義について両国の国民に発信していく予定です。

日米安全保障研究会委員
加藤 良三(座長) 元アメリカ合衆国駐箚 特命全権大使
西原 正(座長代理) 一般財団法人平和・安全保障研究所 理事長
岡本 行夫 株式会社岡本アソシエイツ 代表
田波 耕治 株式会社三菱東京UFJ銀行 顧問
羽生 次郎 公益財団法人笹川平和財団 会長
リチャード・アーミテージ アーミテージ・インターナショナル 代表
ジョン・ハムレ 戦略国際問題研究所(CSIS)所長
ジョセフ・ナイ ハーバード大学ケネディ・スクール 教授
マイケル・グリーン 戦略国際問題研究所(CSIS) 上級副所長(アジア)兼ジャパン・チェア
アーロン・フリードバーグ プリンストン大学 教授
インタビュー動画(日米安全保障研究会について)

01 ambassador from CSIS on Vimeo.

02 roundtable from CSIS on Vimeo.

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