笹川平和財団主催　講演会
米国から見た「アベノミクス」～ポーゼン所長（ピーターソン国際経済研究所）の視点～（2014.2.24開催）

過去に実施した講演会などをYouTubeでご覧いただけます。
http://www.youtube.com/user/spfnews

　笹川平和財団では、安全保障・外交、国際政治、経済など幅広い分野について、世界各国から国際的に著名な有識者を招へいし、時宜を捉えたトピックスに関しグローバルな視点からお話しいただく講演会を開催してきております。

　今回のテーマは経済です。2012年12月の第2次安倍内閣の発足後、安倍総理の打ち出した包括的な経済政策、いわゆる「アベノミクス」は、株価の乱高下等には時折見舞われるものの、GDPや雇用等各種の経済指標は向上し、デフレ脱却に向けて概ね順調に推移しているように思われます。

　　今般、米国を代表する経済系シンクタンクであるピーターソン国際経済研究所（PIIE）所長アダム・ポーゼン博士を迎え、国際経済、とりわけ米国の視点から、アベノミクスの評価と今後についてご講演頂きました。

　ポーゼン博士は、PIIE所長就任以前、イングランド銀行（BOE）金融政策委員会（MPC）メンバーをはじめ、米国連邦議会予算事務局経済顧問、外交問題評議会委員等を歴任され、マクロ経済政策に関する世界有数の専門家です。

　今回のモデレーターは、慶應義塾大学経済学部の川本明教授にお願いいたしました。行政（経済産業省等）や国際機関（OECD）での勤務経験を持ち、現在は、規制改革会議の専門委員としてご活躍中です。