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シンポジウムのご案内
「参加型社会に向けた社会統合 ― 人口構成の変化・災害・経済危機」(2012.3.9開催)

募集は終了しました



高齢化・少子化・人口減少という言葉で表現されるように、人口構成が急激に変化しつつある今、社会保障制度の維持や経済を支える産業構造の再構築が喫緊の課題となっています。これからの社会を支えていくためには、女性、若者、退職者、障害者、外国人といった多様な人々が参画し活躍できる「包容力ある社会」が必要であり、それをどう築きあげるかを考えていくことが求められています。

当財団は、こうした人口構成の変化への対応を考えるため、2008年度から主に外国人住民・労働者の受入れ政策に関する調査研究やプロジェクトを実施してきました。全世界的に広がる金融危機の影響や、東日本大震災からの復興への道のりは、そのあり方の意味を改めて問うきっかけともなったといえます。

今般、これまでの事業成果と現在の状況を踏まえ、下記の内容にてシンポジウムを開催いたします。本シンポジウムでは、金融危機後「多文化主義の失敗」が伝えられたドイツの社会統合政策の現状や、経済成長を維持するシンガポールの少子高齢化への対応策を参考にしつつ、日本における外国人住民・労働者の受け入れや社会統合をめぐる問題を「経済」「災害」「少子・高齢化」というキーワードを手掛かりに議論し、「包容力ある社会」について考えます。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時:
2012年3月9日(金)13:00-17:00
会場:
日本財団ビル2階 会議室(東京都港区赤坂1-2-2
(銀座線虎ノ門駅、あるいは溜池山王駅より徒歩5分)
地図:http://www.spf.org/profile/access.html
主催:
公益財団法人笹川平和財団
プログラム:
シンポジウム
「参加型社会に向けた社会統合 - 人口構成の変化・災害・経済危機」
13:00-13:05開会のことば:羽生 次郎(笹川平和財団会長) 
13:05-13:10ご挨拶予定:中川 正春(衆議院議員/内閣府特命大臣)
13:10-13:15趣旨説明 石 弘之(前東京大学/北海道大学大学院教授)
13:15-13:40基調講演1.「ベルリン移民集住地域における社会統合政策の展開」
Mr. Lars Oeverdieck(ベルリン市ノイケルン地区社会民主党議長)
13:40-14:05基調講演2.「少子高齢社会とワークライフバランス」
Ms. Laura Hwang(シンガポール女性団体委員会委員長)
14:05-14:40テーマ1.経済・人口と社会統合
「少子高齢化と日本経済―外国人労働受け入れおよび代替的政策選択」
後藤 純一(慶應義塾大学教授)
「参加型社会に向けて」 
池上 清子(日本大学大学院教授/前国連人口基金東京事務所長)
14:40-15:15テーマ2.災害と社会統合―外国人・高齢者・マイノリティ
「人類史上最大規模、かつ史上最高齢の被災地をどう支えるか
―成熟型地域社会モデルを被災地・東北から―」
川北 秀人(つなプロ幹事/IIHOE人と組織と地球のための国際研究所)
「被災地最前線における「外国人」と社会統合」 
J・F・モリス(宮城学院女子大学教授)
15:15-15:25休憩
15:25-16:00テーマ3.老いるアジアと社会統合-多様な担い手と人材育成
「看護・介護の国際化と社会統合-EPAによる医療・福祉人材の受け入れは何をもたらしたか」  
安里 和晃(京都大学准教授) 
「アジア型エイジング・ビジネスと人材育成」
清崎 昭紀 (NPO法人アジアン・エイジング・ビジネスセンター
理事/学校法人麻生塾企画経営企画室長)
16:05-17:00総合ディスカッション  
モデレーター:小川 全夫(熊本学園大学教授)
その他:
日英同時通訳付、参加費無料・要予約
申込方法: 
3月8日(木)17:00までに本ページよりお申し込みください。
※定員になり次第締め切らせていただきますので予めご了承ください。
当財団から定員に達した旨の連絡がない限りご参加頂けます。
※お申込の際に皆様から頂戴する個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー、 講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
事務局:
公益財団法人笹川平和財団「人口変動の新潮流への対処」事業事務局
担当 岡室・牧野
電話番号:03-6229-5478 Email:jinkou@spf.or.jp
以上
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