笹川平和財団主催 講演会のご案内
ピーター・フィーバー氏 （デューク大学教授）講演会
「オバマ大統領のグランド・ストラテジー：変化か、継続か？」('09.6.1開催)

オバマ政権発足から既に４ヶ月が経とうとしています。歴史的な経済危機に果敢に対処することを約束すると同時に、イラクからアフガニスタン、パキスタンへとアメリカの戦略的な重点を転換していくことを標榜しているオバマ大統領は、果たしていかなる「チェンジ」を安全保障政策において打ち出していくのでしょうか。あるいは、ブッシュ前政権から継続するような政策方針を選択することもありえるのでしょうか。

アメリカの国力が相対的に弱まったと言われる時代ですが、今後の世界情勢を考えるためにアメリカの安全保障政策を的確に理解することは依然として重要と思われます。当財団では、アメリカの著名な政治学者であるピーター・フィーバー氏をお招きし、ご講演いただくことになりました。フィーバー氏は、政軍関係の研究者として、核兵器の拡散と文民統制の関係など耳目を集める多くの論文を発表した政治学の権威であり、またブッシュ前政権期には国家安全保障会議において戦略企画・組織改革担当の特別補佐官として手腕を発揮されました。オバマ政権のグランド・ストラテジー（大戦略）について、同氏の鋭い分析が期待されます。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。