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ワークショップのご案内
国際ワークショップ「伝統的知識・生物多様性と知的財産」

募集は終了しました

日本においては、現在、知的財産の創出・保護・活用に関する法整備が急速に進められています。今後は、これと同時平行で、国際的な枠組みの中で知的財産の保護と適正なベネフィット・シェアリングについて議論することが求められています。

特に、医薬品の探索においては、特定の民族の伝統的知識に基づいて遺伝資源が採取され、研究開発に用いられています。それにより薬効成分が抽出され、医薬品が生み出された場合に、当該民族に対して利益を適正に還元する必要があります。そのための方策に関して、生物多様性条約(CBD)やTRIPS協定の議論の場において、検討が進められています。

笹川平和財団は、この問題の研究を行ってきたロンドン大学クイーンメリー知的財産研究所を3年間にわたって助成してまいりました(「知的所有権と伝統的知識」事業)。

この度、その成果を踏まえ、日本知財学会ならびに財団法人バイオインダストリー協会(JBA)との共催により、下記の通りワークショップ開催することになりました。日本において、このテーマに関する議論がいっそう活発化する契機となることを期待しています。
主 催:
ロンドン大学クイーンメリー知的財産研究所
日本知財学会
財団法人バイオインダストリー協会(JBA)
協 力:
財団法人神奈川科学技術アカデミー(KAST)
後 援:
笹川平和財団
開催日:
2004年3月1日(月)・2日(火)
場 所:
学士会館210号室
プログラム:
コーディネーター・進行:
Michael Blakeney(ロンドン大学クイーンメリー知的財産研究所)
隅藏康一(政策研究大学院大学)
第1日目/3月1日(月)13:00~20:30
13:00~13:30開催挨拶 
荒井寿光(内閣官房知的財産戦略推進事務局 事務局長)
13:30~14:30知的財産と遺伝資源アクセスをめぐる国際的枠組み
Michael Blakeney(ロンドン大学クイーンメリー知的財産研究所)
14:30-15:30未定
渡辺仁(特許庁総務部国際課 国際協力室長)
15:30-15:45休憩 
15:45-16:30農業分野の技術革新の源泉としての生物多様性
Tanit Changthavorn(タイ国立 遺伝子工学・生命技術センター)
16:30-17:15生物資源探索をめぐる世界各国の法制度: 
Florian Leverve(ロンドン大学クイーンメリー知的財産研究所)
17:15-18:00遺伝資源の取引とCGIAR 
Dr. Victoria Henson-Apolonio(国際植物遺伝資源研究所・知的財産部門長)
18:15-20:30懇親会
第2日目/3月2日(火)10:00~18:00
9:50~10:00日本---JBAの経験(炭田精造:財団法人バイオインダストリー協会)
炭田精造(財団法人バイオインダストリー協会)
10:40-11:20タイ(Tanit Changthavorn)
11:20-12:00マレーシア(Eileen Yen Ee Lee)
12:00-12:40フィリピン(Jose Maria Ochave)
12:40-14:00休憩
14:00-14:40インド(Florian Leverve)
14:40-15:20インドネシア(Tantono Subagyo)
15:20-16:00中国(Zhou Lin)
16:00-16:15休憩
16:15-17:50パネル討論
17:50-18:00閉会の辞
お申込方法 :
日本知財学会のウェブサイトから登録用紙をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、日本知財学会事務局までファックスにてお申し込みください。
ファックス 03-3589-0468 電話 03-3560-8321
参加費:
無料
ただし、懇親会に出席する方で「日本知財学会会員・JBA会員・その他招待者」以外の方は3000円を当日受付にて徴収させていただきます。
言語:
日英同時通訳
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