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国際シンポジウム 「科学研究におけるリサーチツール等の知的財産保護がもたらす影響――日本の調査結果と国際比較分析」のご案内
国際シンポジウム 「科学研究におけるリサーチツール等の知的財産保護がもたらす影響――日本の調査結果と国際比較分析」のご案内

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特許には技術革新を促進し公共の利益に貢献するという期待から、独占的な所有権が与えられています。一方、知的財産の保護の意識が高まるなか、科学研究において知的財産の過度な保護がもたらす影響が国際的な政策的関心として注目を集めています。たとえば、知的財産としてのリサーチツール(研究開発の上流過程において、利用を回避することが不可能な研究材料等)は、技術革新の進展に大きな影響を与えるものとして、医薬品産業等を中心に、その権利のあり方についての理論的検討や実証研究が実施されています。しかし、各国研究者の意識や、利用の実態については十分に明らかにされていません。

こうした知的財産保護が科学研究に与える影響を知る手がかりとして、笹川平和財団(SPF)は2004年度から3年間にわたり、科学雑誌「サイエンス」の発行元である全米科学振興協会(AAAS)に助成し、「知的財産権のインパクトに関する評価と国際比較分析」事業を実施してきました。

本事業のもと、知的財産保護に対する意識や、科学研究上の知的財産管理等の実態を探る目的で、日米欧の各地域それぞれ約2000名の産業界・学界等の実務者・研究者を対象にサンプル調査を行いました。このたび、この国際調査結果をご紹介するとともに、今後の科学研究と知的財産権制度のあり方を検討するために、以下のとおり国際シンポジウムを開催いたします。
日時:
2007年3月19日(月)
10時~17時 シンポジウム
17時~19時 懇親会
会場:
国際文化会館
港区六本木5‐11‐16
電話:
03-3470-4611
地図:
http://www.i-house.or.jp/jp/ihj/access.html
参加費:
無料
主催:
全米科学振興協会
共催:
財団法人 未来工学研究所
後援:
笹川平和財団
プログラム
9:30~受付開始
10:00~10:05挨拶(Mr. Hansen AAAS)
10:05~10:25基調講演「知的財産権とイノベーション」
10:25~10:404カ国アンケート調査の概要(Ms. Asher AAAS)
10:40~11:10米国調査のハイライト(Mr. Hansen AAAS)
11:10~11:30欧州の結果速報(Ms. Asher AAAS)
11:30~12:00グローバルな視点から見た日本の調査結果(Dr. Walsh ジョージア工科大学)
12:00~12:30質疑応答・討論
12:30~14:00昼食
14:00~15:30グループディスカッション
分科会A/知的財産権保護・活用と科学・学術研究への影響-リサーチツール等
分科会B/研究成果の公表・利用およびデータベース
15:30~16:00コーヒーブレイク
16:00~16:30グループリーダーによる議論結果の報告
16:30~16:50総合討論、質疑応答
16:50閉会
17:00~19:00懇親会(国際文化会館)
 
【発表者、グループリーダー等一覧】(敬称略)
長岡貞男(一橋大学 イノベーション研究センター 教授)
近藤正幸(横浜国立大学 教授)
鈴木潤(芝浦工業大学 教授)
隅蔵康一(政策研究大学院大学 助教授)
Dr. John. P. Walsh (ジョージア工科大学)
Mr. Stephen A. Hansen(Project manager AAAS)
Ms. Jana Asher(Senior Program Associate AAAS)
 
【司会】
上野・長谷川(未来工学研究所)
※プログラムは変更になる場合があります
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