対米同盟国、パートナー国の若手・中堅の国際政治学者・外交政策研究者が集い、各国の対米認識、対米政策、同盟管理の在り方を議論し、その成果を発信する研究プロジェクト。相互の相違や共通項に関する比較研究、議論成果の発信を通じて、①対米政策、同盟政策の議論において、比較を通じた客観的視点、同盟国間の協力可能性の視点、を含む成熟した議論や政策形成、対米関係の構築、に貢献し、②米国自身が率直且つ異なる同盟国・パートナー国の客観的対米認識を理解し、外交政策の議論形成を発展させること、に貢献することを目指す。
ASIは、日米同盟が今後直面するであろう戦略上の重要な課題について、日米両国の実績ある中堅専門家から成るグループを形成し、集中的に討議し、具体的で実行可能な政策を、メモランダムの形態で発信するプロジェクトである。2017年1月に開催されたパイロット・ワークショップを皮切りに、原則として年2回(1回は東京、1回はワシントンDC)グループがワークショップを実施し、各ワークショップ後にメモランダムを発表する計画。
本プロジェクトでは、米国の政治・社会の問題・政策にフォーカスし、その変化・変動・そしてその多方面への影響に注目して、米国政治、米国の外交、また広く米国社会の問題を専門とする研究者が中心となり、現状を調査分析(モニター)し、その情報を広く公開・発信していくことを目指しています。