プログラム概要

プログラム概要

熊本 公立 単元開発 2023年度

熊本市立西原中学校

「地域から考えるSDGs」①海洋環境プロジェクト(1年生)②伝統野菜・水前寺菜プロジェクト(3年生)

実施単元

1. 海洋環境プロジェクト~海洋環境問題の解決に向けて、私たちにできることを考えよう~[中学1年](総合)
2.「私たちが住む熊本~地域でできるSDGs~」伝統野菜水前寺菜プロジェクト[中学3年](総合)

取り組みの概要

1 海洋環境プロジェクト
【単元の流れ】
・海の環境保全に取り組んでいる人に話をきこう
株式会社サステナブルジャパン代表取締役東濱さんの講話とシースリバー(海洋ゴミ除去装置)の実演

・海洋環境は何が原因で汚染されているのだろう

・実際の海を見に行こう(集団宿泊教室)

・給食で天草のイワシを食べよう 食料と環境のつながりを考えるきっかけを作る

・東濱さんからのミッション「環境についてできることを提案しよう」

・海洋環境シンポジウム (給食の物資関係:釜石市津田商店、天草市山下水産、地域の海洋にかかわる人たち:(株)ヒトツムギ代表取締役、(株)魚勢専務、(株)サスティナブルジャパン代表取締役)
海洋環境の変化と今を考える

・海洋環境講演会「問いから考える環境問題」武庫川女子大学 藤本勇二先生
アップサイクルという視点を生徒にもたせ、考えを深めさせる

・整理・分析・まとめ(グループまたは個人)

・袋中学校(海洋パイオニアスクール採択校)とオンライン交流会

・探究学習発表会(体育館で学年一斉に開催。保護者参観)

【生徒の変容】
海のない学校で海洋環境を身近に感じさせ自分ごととして捉えて学習させるかが課題であった。給食の地元の魚から食と環境のつながりをかんがえる事で自分と海洋環境を関係づけて探究学習を深めることができた。さらに、給食の食材を加工している業者から海洋環境について聞くことで解決したい課題として、探究のテーマを設定することができていた。

2 水前寺菜プロジェクト
【単元の流れ】
・10年後の私たちの地域を考えよう「食文化もSDGsに重要なキーワードになる」

・伝統野菜水前寺菜から環境について考えよう

・発表方法別にグループを作り、まとめ方を考えよう
[1]PR動画班 [2]パワポ班 [3]スーパーのPOP広告 [4]おすすめ料理(献立作成)班

・水前寺農家さんにインタビューしよう

・給食で水前寺菜を味わおう①

・グループ別発表会3県共通の伝統野菜「スイゼンジナ」のPR発表会

・給食で水前寺菜を味わおう②

・伝統野菜で料理コンテストをしよう

・調理計画を立てよう

・水前寺菜料理コンテスト発表会をしよう

・給食で水前寺菜を味わおう③優秀賞作品④石川県献立⑤沖縄県献立⑥最優秀作品献立

・西原文化の日(文化発表会)1,2年生に向けた発表

【生徒の変容】
伝統野菜を未来に継承していくためには、環境保全も欠かせない要素だということを探究学習の中で理解し、きれいな熊本の水を大切にしようとする態度の育成ができた。

海洋環境について取り組む地域の人との出会い
集団宿泊(水俣芦北の海の浜辺観察)
海洋環境講演会(武庫川女子大藤本先生)
海洋環境シンポジウム
未来に繋げる伝統野菜のレシピ考案(日本料理原口の女将原口さん来校)

提出物

学習内容報告書「海洋環境プロジェクト~海洋環境問題の解決に向けて、私たちにできることを考えよう~」 PDF形式(190KB)

学習内容報告書「「私たちが住む熊本~地域でできるSDGs~」伝統野菜水前寺菜プロジェクト」 PDF形式(398KB)

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