プログラム概要

プログラム概要

東京 公立 単元開発 2023年度

東大和市立第三中学校

「藻類とアート」をテーマに教科カリキュラムに組込んだ海洋教育の単元開発 ~GIGAスクール構想下で進めるオンライン授業による海洋教育プログラムの教員研修システムの構築~

実施単元

1. モデル教材を使った節足動物(海洋生物含む)の分類と生物多様性の学習[1年](理科)
2. イカの解剖による無脊椎動物の理解と漁業、食材としての利用を学ぶ[2年](理科)
3. 藻類(海藻)による放射能濃縮作用を使った食物連鎖・生態系・環境の学び[3年](理科)

取り組みの概要

1.モデル教材を使った節足動物(海洋生物含む)の分類と生物多様性の学習

中学1年生理科の「いろいろな生物とその共通点」の単元では、植物と動物を含めた「生物の分類」として学習をするように変更された。生物多様性を認識するための分類教材として、生き物自体を直接手に取って学ぶにはハードルが高いため、モデル教材を用いた授業を実施した。

2.イカの解剖による無脊椎動物の理解と漁業、食材としての利用を学ぶ
教職員がインタープリターとして授業に参加するために、専門家による、オンライン型の教職員研修を実施した。生徒に対して、専門家によるオンライン型授業を行うとともに、イカの解剖実習を行った。この解剖実習では、研修を受けた教員がインタープリターとして参加することで、1人1杯のイカを解剖することが可能となった。

3.藻類(海藻)による放射能濃縮作用を使った食物連鎖・生態系・環境の学び
中学3年生理科の「自然界のつながり」の単元及び「自然環境と人間」の単元として、専門家による、原発事故後の藻類の放射能の蓄積状況についての講義とイシクラゲの観察を実施した。

和田教授による講義(1年)
イカの解剖実習(教員補助)
佐々木教授による講義(3年)
イシクラゲの観察

提出物

学習内容報告書「モデル教材を使った節足動物(海洋生物含む)の分類と生物多様性の学習」 PDF形式(579KB)

学習内容報告書「イカの解剖による無脊椎動物の理解と漁業、食材としての利用を学ぶ」 PDF形式(687KB)

学習内容報告書「藻類(海藻)による放射能濃縮作用を使った食物連鎖・生態系・環境の学び」 PDF形式(570KB)

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