2013年

「海洋情報FROM THE OCEANS」ご愛読のみなさま

笹川平和財団海洋政策研究所「海洋情報FROM THE OCEANS」担当です。
平素より当ウェブサイトおよび「海洋安全保障情報」をご愛読いただき、ありがとうございます。

さて、「海洋情報FROM THE OCEANS」プロジェクトにつきまして、当財団内部での事業見直しの一環として、
2025年3月分をもちまして、ウェブサイトの更新およびメーリングリストでの配信を休止することとなりました。
これまでのご愛顧に深く御礼申し上げます。

今後は笹川平和財団海洋政策研究所ウェブサイト（https://www.spf.org/programs/opri/）において、
海洋関連情報の発信を進めて参りたいと思いますので、ご期待いただけますと幸いです。

改めまして、これまでのご愛顧に心より御礼申し上げますとともに、今後とも笹川平和財団海洋政策研究所を
よろしくお願い申し上げます。

海洋安全保障情報旬報

海洋安全保障情報特報

南シナ海の今 ―中国の威圧的行動の常態化とフィリピンの対応を中心に―

昨今の南シナ海における特徴的景観は、中国の特にフィリピンに対する威圧的な嫌がらせ行動と、「領土は1平方インチたりとも譲らない」（ボンボン・マルコス大統領（以下、マルコス大統領））との決意の下、米国との同盟関係や日本などとの安全保障ネットワークを背景に果敢に対抗する、フィリピンの姿勢である。特定の国を標的とした中国のこうした行為は、2022年8月のナンシー・ペロシ米下院議長（当時）の訪台時における台湾周辺での大規模演習実施や、それ以降の台湾周辺での威圧的な軍事演習の常態化と軌を一にするものである。

Read more 2025年06月02日

戦後日本における政軍関係 ―政治制度の変化に注目して―

政軍関係論における重要な命題の1つとして、文民統制と安全保障の両立、即ち「軍からの安全」と「軍による安全」をどのように担保するのかということが挙げられる。しかし、学術的にはこの2つのいずれかに注目した研究が多く、この2つの両立に対する関心が必ずしも高いとは言えないのが現状である。しかも、これらの両立あるいは重要性が当該国の政治体制や経済状況によって左右されることも議論を複雑化させている。

Read more 2025年03月14日

海洋安全保障情報季報

  1. I. 2013 年 10 ～ 12 月情報要約 (p. 1)
    1. 1. 海洋治安 (p. 1)
    2. 2. 軍事動向 (p. 6)
    3. トピック 「中国のADIZについて」 (p. 25)
    4. 3. 外交・国際関係 (p. 37)
    5. トピック1 「中国国家安全委員会の創設を巡る米の論調」 (p. 54)
    6. トピック2 「新たな地政学的概念、The “Indo-Pacific”が意味するもの」 (p. 59)
    7. 4. 海運・造船・港湾 (p. 63)
    8. 5. 海洋資源・エネルギー・環境・その他 (p. 67)
    9. 6. 北極海関連事象 (p. 69)
  2. II. 解説 (p. 89)
    1. 1. 中国の“機動-5号”演習と防空識別圏設定・公表の含意 (p. 89)
    2. 2. 2013年の海賊行為と船舶に対する武装強盗事案～IMB年次報告書に見る特徴～ (p. 109)
    3. 3. 2013年のアジアにおける海賊行為と武装強盗事案～ReCAAP2013年年次報告書から～ (p. 119)

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  1. I. 2013 年 7 ～ 9 月情報要約 (p. 1)
    1. 1. 海洋治安 (p. 1)
    2. 2. 軍事動向 (p. 8)
    3. トピック 「海上自衛隊最大の護衛艦『いずも』進水～海外の報道ぶり」 (p. 29)
    4. 3. 外交・国際関係 (p. 35)
    5. 4. 海運・造船・港湾 (p. 68)
    6. 5. 海洋資源・エネルギー・環境・その他 (p. 75)
    7. 6. 北極海関連事象 (p. 78)
    8. 7. 北極海の海氷状況 (p. 95)
  2. II. 解説 (p. 98)
    1. 1. 2013年第3四半期までの海賊行為と船舶に対する武装強盗事案～IMB報告書に見る特徴～ (p. 98)
    2. 2. 2013第3四半期年までのアジアにおける海賊行為と船舶に対する武装強盗事案～ReCAAP報告書～ (p. 107)
    3. 3. 海上自衛隊の救難飛行艇US-2～引き継がれてきた技術と将来展望～ (p. 115)

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  1. I. 2013 年 4 ～ 6 月情報要約 (p. 1)
    1. 1. 海洋治安 (p. 1)
    2. 2. 軍事動向 (p. 13)
    3. 3. 外交・国際関係 (p. 45)
    4. トピック「他国のEEZ内における軍事行動についての中国の解釈を巡って」 (p. 64)
    5. 4. 海運・造船・港湾 (p. 68)
    6. 5. 海洋資源・エネルギー・環境・その他 (p. 78)
    7. トピック「日本における洋上風力発電の現状と展望 -ウインド・パワーかみす洋上風力発電所を取材して-」 (p. 87)
    8. 6. 北極海関連事象 (p. 90)
    9. 7. 北極海の海氷状況 (p. 114)
  2. II. 解説 (p. 117)
    1. 1. 北極評議会の組織と活動 (p. 117)
    2. 2. オフショア・コントロールとシーレーンの安全保障 (p. 128)

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  1. 2012 年下半期の回顧 (p. 2)
  2. I. 2013 年 1 ～ 3 月情報要約 (p. 11)
    1. 1. 海洋治安 (p. 11)
    2. 2. 軍事動向 (p. 21)
    3. 3. 外交・国際関係 (p. 38)
    4. 4. 海運・造船・港湾 (p. 48)
    5. 5. 海洋資源・エネルギー・環境・その他 (p. 50)
    6. 6. 北極海関連事象 (p. 55)
    7. 7. 北極海の海氷状況 (p. 60)
  3. トピック「海上自衛隊 P-3C 哨戒機による流氷観測記」 (p. 64)
  4. II. 解説 (p. 67)
    1. 「2020 年までの期間におけるロシア連邦北極帯発展及び国家安全保障の戦略」 に関して (p. 67)
    2. 2-1. 2012年の海賊行為と船舶に対する武装強盗事案（IMB2012年次報告書から） (p. 78)
    3. 2-2. 2013年第 1四半期の海賊行為と船舶に対する武装強盗事案（IMB2013年第 1四半期報告書から） (p. 88)
    4. 3-1. 2012年のアジアにおける海賊行為と武装強盗事案（ ReCAAP2012年年次報告書から） (p. 95)
    5. 3-2. 2013年第 1四半期のアジアにおける海賊行為と武装強盗事案（ReCAAP2013年第 1四半期報告書から） (p. 99)

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