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8/1 「日本と中国の大気環境の現状と今後の研究に関するパネルディスカッション」
(2016.8.1開催)

募集は終了しました

笹川日中友好基金では、中国のPM2.5大気汚染発生メカニズムの一部を明らかにし、その緩和に必要な対策の提言を通じて、両国の国民生活と関係の改善に貢献する「PM2.5対策日中共同研究」事業を実施しています。この問題に関する中国の第一人者である賀克斌・清華大学環境学院院長をはじめとする、大気環境分野の研究者が来日することとなり、この機会をとらえ、大気環境学会との共催にて、下記の講演および公開パネルディスカッションを行うこととなりました。最新の研究成果に基づく実態を聞いていただく機会です。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
講演者プロフィール
<大原利眞>大気環境学会副会長/国立環境研究所フェロー
1954年神奈川県生まれ。北海道大学大学院工学研究科修了、工学博士。静岡大学工学部教授、国立環境研究所地域環境研究センター長等を経て、現在、同研究所フェロー(福島支部研究総括)。モデルなどを使用した東アジアや国内の大気汚染研究に長く従事。現在、中央環境審議会微小粒子状物質等専門委員会委員長をはじめ、環境省・自治体における大気環境関係の委員会、EANET科学諮問委員会等の委員を務める。

<早川和一>大気環境学会副会長/金沢大学特任教授
1950年新潟県生まれ。1977年東京大学大学院薬学系研究科博士課程1年退学。同年金沢大学薬学部助手。助教授を経て,1997年同教授,医薬保健研究域薬学系長(2012~2014年),環日本海域環境研究センター長(2012~2016年)を経て定年退職。2016年環日本海域環境研究センター特任教授。2002~2007年文部科学省21世紀COEプログラム「環日本海域の環境計測と長期・短期変予測」拠点リーダー。環境中の多環芳香族炭化水素類の挙動と毒性を中心に390報以上の研究論文を発表。

<賀 克斌>清華大学環境学院教授・院長/中国工程院院士
1962年中国四川省成都生まれ。1990年に清華大学講師、1992年に同准教授、1996年より同教授。この間、ハーバード大学、デンマーク工科大学、リーズ大学にて客員教授。主な研究分野はPM2.5(微小粒子状物質)と大気複合汚染のコントロール。北京五輪、上海万博、広州アジア大会などで大気汚染対策を担当したほか、環境保護部や科学技術部など政府の審議会委員を多数歴任。ネイチャー誌はじめ国内外の有力学術誌で220編以上の論文を発表、うち140編以上が論文データベースSCIに収録。
「8/1 日本と中国の大気環境の現状と今後の研究に関するパネルディスカッション」
日時
2016年8月1日(月)10:00~12:30(9:30受付開始)
会場
笹川平和財団11階 国際会議場
東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル 11階国際会議場 (地図
銀座線虎ノ門駅 出口4より徒歩1分
主催
公益財団法人 笹川平和財団・笹川日中友好基金
公益社団法人 大気環境学会
プログラム
日本と中国の大気環境の現状と今後の研究に関するパネルディスカッション
10:00-10:10

開会

若松伸司 大気環境学会会長

10:10-10:40

講演『日本における大気汚染の現状と課題』

大原利眞 大気環境学会副会長/国立環境研究所フェロー 

10:40-11:10

講演『国際共同多環芳香族炭化水素類モニタリングネットワークから見えてきた東アジアの大気環境の変化』

早川和一 大気環境学会副会長/金沢大学特任教授

11:10-11:40

講演 『中国の大気汚染対策~進展と挑戦』

賀克斌 清華大学環境学院院長

11:40-12:25

パネルディスカッション

『日本と中国の大気環境の現状と今後の研究課題』

12:25-12:30 閉会

使用言語
日本語-中国語同時通訳付(※英語での通訳はございませんのでご注意ください。)
その他
参加費無料・要予約/定員200名(申込先着順)
お申込について
講演会への参加をご希望の方は、7月29日(金)12:00までに本ページよりお申し込みください
※定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
※お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。

募集は終了しました

事務局
笹川平和財団 笹川日中友好基金(早乙女)
お問い合わせはこちら
電話: 03-5157-5190

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