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一般事業 ヘリテージ財団所長 ジム・デミント氏講演会 サマリー(2014.5.15開催)

ジム・デミント氏
笹川平和財団は、2014年5月15日に、「日米オピニオンリーダー交流」事業の一環として、米国ヘリテージ財団のジム・デミント所長(元米連邦上院議員、共和党―サウスカロライナ州選出)を招き、「自由なアジアを保証するために:アジアと日米関係に対する米国の視点」を開催しました。

 デミント所長は、冒頭でヘリテージ財団がワシントンDCに拠点を置く保守系シンクタンクとして古い歴史を有し、米国政治に強い影響力を及ぼしてきた旨を説明しました。その後同氏は、オバマ政権の下で米国は弱体化しており、現状を改善するためには、小さな政府の推進が不可欠であると強調しました。特に現政権による「過度の介入」は米国経済の自由度を損ない、格差や腐敗を生みだしているとの懸念を示しました。デミント氏は、その例として、「オバマケアは、真のセーフティーネットとは言えず、被保険者の国に対する依存度を高めるだけで根本的な問題の解決にならない」、「国防予算の削減は、経済の自由度を高めることに支障をきたし、米国の平和を損ねることに繋がりかねない」などの点を指摘ました。また、ヘリテージ財団は、保守派が米国の建国理念に基づく正しい考えを訴えていくための政策提言や環境作りに尽力していきたいと述べました。デミント氏講演会

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