事業内容
日中間の歴史認識問題に取り組む中堅・若手研究者の交流を推進するため、両国間での共同研究の支援、年報の発行による研究成果の共有・発信や英語圏に向けた情報発信を行っています。
この出版を通じて、中国では必ずしも重視されていない1945年を転換点とする歴史認識を新しい視点として提案しました。
また、英語圏へ向けた情報発信の一環として、ハーバード大学アジアセンターとの共催により「東アジアにおける歴史対話と和解」(Historical Dialogue and Reconciliation in East Asia)と題したシンポジウムを開催しました。100名ほどの聴衆が集まるなか、東アジアの歴史理解について約20名の日米中韓の研究者が議論をしました。
事業実施者 |
笹川平和財団
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年数 |
3年継続事業の2年目(2/3) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
11,522,274円 |
東京での研究会のようす
ハーバード大学でのシンポジウムのようす
『1945年の歴史認識 <終戦>をめぐる日中対話の試み』
本書は「1945年の視点」から、歴史認識問題を見直そうと試みた日中の若手歴史研究者による共同研究の成果です。
くわしくはこちらをご覧ください。