事業紹介

2004年
事業

248 日中若手歴史研究者会議

事業内容

 

日中の若手歴史研究者の英知を結集し、歴史認識をめぐる日中間の諸問題の解決と、相互不信を払拭するための新しい枠組みの提示を目指す事業です。

 

5年継続事業の4年目にあたる本年度は、日本人若手歴史研究者と在日中国人若手歴史研究者による研究発表会、意見交換会を5回開催しました。研究会には、近年精力的に活動している日中両国の若手歴史研究者がゲストとして参加しました。また、これまでの成果を踏まえ、ハンドブックの作成を進めました。

 

このハンドブックでは、日中関係史の主な争点となっている問題に関して、基礎資料、日中両国の主要な論点ならびに若手歴史研究者による解説を取り上げています。

 

2004年7月には、北海道大学で若手歴史研究者10人が編集合宿を行って執筆方針を決定し、05年3月に原稿執筆が完了しました。

 

事業最終年度である05年度には、日中両国でのハンドブック出版を目指して編集・出版作業を開始します。

事業実施者 笹川平和財団 年数 5年継続事業の4年目(4/5)
形態 自主助成委託その他 事業費 4,911,970円
ページトップ