石井 正子MASAKO ISHII

  • ドゥテルテ政権:バンサモロ新自治政府設立のための法律成立

    2018.07.28

    石井 正子 フィリピン南部
    ドゥテルテ政権:バンサモロ新自治政府設立のための法律成立

    2018年7月26日、ドゥテルテ大統領がバンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域組織法(Organic Law for the Bangsamoro Autonomous Region in Muslim Mindanao, 通称バンサモロ組織法、Bangsamoro Organic Law: BOL)[1]に署名をした。これにより、南部にバンサモロの新自治政府を設立し、MILF(Moro Islamic Liberation Front, モロイスラム解放戦線)との武力紛争を終結する和平プロセスが大きく前進した。


  • マラウィ市街戦:復興と「歴史的不正義」のゆくえ

    2018.03.26

    石井 正子 フィリピン南部
    マラウィ市街戦:復興と「歴史的不正義」のゆくえ

    2017年10月23日、フィリピンのロレンサナ国防長官は、ミンダナオ島・マラウィ市で展開された「マウテ・グループ」との戦闘の終息宣言を発表した。「マウテ・グループ」とは、マウテ家のオマルとアブドゥッラーという兄弟が中心であったためそう呼ばれているが、本人たちは「イスラム国(IS)」と名乗っていた[1]。


  • 新バンサモロ基本法の起草にあたるバンサモロ移行委員会の挑戦

    2018.01.20

    石井 正子 フィリピン南部
    新バンサモロ基本法の起草にあたるバンサモロ移行委員会の挑戦

    2017年2月24日、新たにバンサモロ基本法案(BBL)を起草するために、バンサモロ移行委員会(Bangsamoro Transition Commission: BTC)のメンバーが再編成された。その目的はムスリム・ミンダナオ自治地域に代わる新たな自治政府を設立するためである。BTCは、2017年6月16日にBBLを起草し、7月17日にドゥテルテ大統領に提出した。しかしながら、2017年9月現在においても大きな進展はみられない。


  • ドゥテルテ大統領、戒厳令布告の背景

    2017.06.06

    石井 正子 フィリピン南部
    ドゥテルテ大統領、戒厳令布告の背景

    2017年5月23日午後11時30分(フィリピン時間)、ロシア滞在中のドゥテルテ大統領はミンダナオ島とスル諸島に戒厳令を布告した。大統領はプーチン大統領との会談予定を前倒しして滞在期間を短縮し、帰国した。6月に予定していた日本訪問も中止した。


  • ドゥテルテ政権下での和平実現の見通し:ムラドMILF議長とのインタビュー

    2017.02.12

    石井 正子 フィリピン南部
    ドゥテルテ政権下での和平実現の見通し:ムラドMILF議長とのインタビュー

    2016年7月18日、ドゥテルテ大統領は、「バンサモロの平和と開発のためのロードマップ」を承認した。このロードマップは、連邦制への移行とバンサモロ政府設立を同時に目指す方針を反映したものである。ドゥテルテ新政権の下での和平実現の見通しについて、石井正子立教大学教授が、ムラドMILF(モロイスラム解放戦線)議長にインタビューを行った。


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