フィリピン南部SOUTHERN PHILIPPINES

  • 新バンサモロ基本法案の策定

    2017.08.11

    フィリピン南部
    新バンサモロ基本法案の策定

    2016年11月2日、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はバンサモロ移行委員会(Bangsamoro Transition Commission: BTC)を15人から21人に拡大して新たに発足させるべく、行政命令(Executive Order)第8号を発令した。委員を21人に増員することで、より多様な意見を取り入れた包括的なバンサモロ基本法案(Bangsamoro Basic Law: BBL)を策定することがねらいである。2017年2月24日、ダバオ市において、ドゥテルテ大統領が出席するなか、拡大BTCの発足式が行われた。


  • ドゥテルテ大統領、戒厳令布告の背景

    2017.06.06

    石井 正子フィリピン南部
    ドゥテルテ大統領、戒厳令布告の背景

    2017年5月23日午後11時30分(フィリピン時間)、ロシア滞在中のドゥテルテ大統領はミンダナオ島とスル諸島に戒厳令を布告した。大統領はプーチン大統領との会談予定を前倒しして滞在期間を短縮し、帰国した。6月に予定していた日本訪問も中止した。


  • ドゥテルテ政権下での和平実現の見通し:ムラドMILF議長とのインタビュー

    2017.02.12

    石井 正子フィリピン南部
    ドゥテルテ政権下での和平実現の見通し:ムラドMILF議長とのインタビュー

    2016年7月18日、ドゥテルテ大統領は、「バンサモロの平和と開発のためのロードマップ」を承認した。このロードマップは、連邦制への移行とバンサモロ政府設立を同時に目指す方針を反映したものである。ドゥテルテ新政権の下での和平実現の見通しについて、石井正子立教大学教授が、ムラドMILF(モロイスラム解放戦線)議長にインタビューを行った。


  • 2016年フィリピン総選挙と南部の和平プロセスのゆくえ

    2016.12.16

    石井 正子フィリピン南部
    2016年フィリピン総選挙と南部の和平プロセスのゆくえ

    2016年2月3日、第16回フィリピン議会は、バンサモロ基本法案の成立を見ずして閉会した。2012年10月15日、フィリピン政府とモロイスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front:MILF)は、最終和平合意へのロードマップを記した枠組合意(Framework Agreement on the Bangsamoro)に署名した。


  • フィリピン南部の和平プロセス―課題と展望

    2016.01.13

    アブドゥラ・カムリアンフィリピン南部
    フィリピン南部の和平プロセス―課題と展望

    アブドゥラ・カムリアン氏 私の発表は、元モロ反乱兵士として若いフィリピン人ムスリム(Muslim Filipinos)の組織化を手助けした私の個人的な経験をお話しすることにもなります。1960年代後半に、政