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2015.08.05
井上 治平和構築全般アチェ和平合意から10年 〜内部抗争が続く中、置き去りにされる合意の完全実施
井上 治(拓殖大学教授) 武力紛争にはもう戻らない アチェ和平合意10周年が近づいた2014年12月15日、アチェ州政府は住民保護及び政治・民族統一局(Kesbangpol Linmas)の建物内に和平記念講堂をオー
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2015.05.28
馬場 智子タイ深南部タイの公教育における宗教とムスリム
日本においては、日本国憲法第二〇条において「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」という政教分離に関する記述があるように、公教育において宗教教育が実施されることはない。しかしタイは、公教育以前から寺院が教育機関としての役割を担い、現在も教育制度、カリキュラムを含めた教育内容において宗教、とりわけ仏教が重要な地位を占めている国である。それではこのような国において、他の宗教を信仰する人々はどのように育ち、学ぶのか。本稿では、タイの基礎教育カリキュラムにおける宗教の位置づけから、ムスリムへの対応について分析を試みたい。
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2015.03.15
中西嘉宏ミャンマー2015年総選挙はミャンマーを変えるのか?
ミャンマーは今年(2015年)、歴史的な転換点を迎えそうだ。年末に総選挙が予定されているからだ。連邦議会を構成する二院(人民院と民族院)と各地方議会の計1100を越える議席が改選される。選挙のある国ではどこでもそうだが、
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2015.03.11
富樫耕介平和構築全般紛争再発のリスクと防止の条件: 平和構築のパラドックス
はじめに 一度、紛争を経験した地域において平和を定着させることは容易ではない。紛争後の地域は、5年以内に紛争を再発させる可能性が高いと言われ(Zürcher 2007; Collier et al. 2008)、実際に
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2014.12.11
ミャンマー来日前インタビュー
1988年3月、ビルマ・ヤンゴンで、一人の学生が治安当局によって殺された。この事件をきっかけに、学生主導でビルマ全土に民主化を求める声が広がった。「8888民主化運動」と呼ばれるその動きの中心にいたのが、ミンコーナイ





