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第6回日米共同政策フォーラム 「グローバル・エイジングと将来の日米外交・安全保障政策」
(2014.10.9開催)

募集は終了しました

笹川平和財団とウッドロー・ウィルソン国際学術センターは、毎年「日米共同政策フォーラム」を開催し、地域的・世界的課題の解決に向けて日米両国の専門家が議論し、政策提言する活動を推進しています。2009年以降、6回目の開催となる本年度のフォーラムでは、地球規模で進行する人口高齢化(グローバル・エイジング)の外交・安全保障政策へのインプリケーションをテーマに開催します。

今後数十年の間に、人口動態変化は、国家の地政学的関係性、安全保障を維持する能力と意志、そして将来の平和と繁栄の見通しに対し大きな影響を及ぼすと考えられます。中でも高齢化進行の速度や影響が大きい東アジア以上にこの問題が当てはまる地域はありません。グローバル・エイジングの中心地とも言うべき日本は、地域におけるより大きな地政学的役割を担おうとしても、財政・経済的制約に直面することは避けられない状況です。また、韓国をはじめとするアジア新興工業経済地域も、時間差をおいて同じ軌跡をたどることが予想されます。中国は、発展と近代化の途上で国や社会が成熟して豊かになる前に高齢化の波が押し寄せ、顕在化しつつある社会・経済的矛盾に拍車がかかると危惧されます。ロシアは、近代国家で最も急速な人口減少の際にあり、成長と安定に対するより深刻な脅威に直面しています。一方で米国は、他の主要大国に比べて恵まれた人口動態を持ちながら、巨大なベビーブーマー世代の社会保障財政負担が、アジア重視政策の足かせになるかもしれません。

このような背景のもと、本フォーラムでは、グローバル・エイジングが先進諸国・東アジアにおいていかに外交・安全保障政策環境を再形成するのか、そして日米関係にどのような課題をもたらすのかを議論します。また、将来予測される人口動態変化から派生する諸問題により効果的な備えを行うために、日米関係を強化する戦略を探ります。
*** Ustreamライブ配信決定 ***

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「第6回日米共同政策フォーラム グローバル・エイジングと将来の日米外交・安全保障政策」
日時
2014年10月9日(木) 10:00-17:30 (09:30受付開始)
会場

ANAインターコンチネンタルホテル東京
〒107-0052 東京都港区赤坂1-12-33(地図
B1F プロミネンスⅢ

主催
公益財団法人笹川平和財団 ウッドロー・ウィルソン国際学術センター
プログラム
 10月9日(木)
10:00-10:10

開会挨拶  高木 雄次 (笹川平和財団  理事長)

10:10-10:50

基調講演  ジム・ウェッブ氏  (前米国連邦上院議員)

10:50-11:30

質疑応答

モデレーター:ロジャー・マーク・デ・ソウザ氏
(ウッドロー・ウィルソン国際学術センター 人口・環境安全保障・レジリエンス研究部長)

11:30-13:00 休憩
13:00-15:00

パネル・ディスカッションⅠ

「先進国と東アジアにおける人口動態リスク」


モデレーター:リチャード・ジャクソン氏
(地球高齢化研究所 所長)

パネリスト

中嶋 圭介氏
(神戸市外国語大学外国語学部 准教授)

ジャック・ゴールドストーン 氏
(ジョージ・メイソン大学公共政策大学院教授)

大泉 啓一郎氏
(日本総合研究所調査部 上席主任研究員)

15:00-15:20 休憩、コーヒーブレイク
15:20-17:20

パネル・ディスカッションⅡ

「老いる世界における日米パートナーシップの再構築」

モデレーター:久保 文明氏
(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)

パネリスト

マーク・ハース氏
(デュケイン大学 政治学部 教授)

佐藤 丙午氏
(拓殖大学国際学部・海外事情研究所 教授)

アンドリュー・オロス氏
(ワシントン・カレッジ国際関係学部部長 兼 政治・国際関係学 准教授)

安井 明彦氏
(みずほ総合研究所調査本部 欧米調査部長)

17:20-17:30

閉会挨拶  ロジャー・マーク・デ・ソウザ氏

使用言語
日英同時通訳
その他
参加費無料
お申込について
講演会へ参加ご希望の方は、10月8日(水)正午までに、当財団ホームページにてお申し込みください
※定員になり次第締め切らせていただきますので、予めご了承ください。
※お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催、助成等によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。

募集は終了しました

事務局
笹川平和財団事業部 日米交流事業チーム宛(村田、関口、鈴木)

電話: 03-6229-5482

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