2014年
事業
事業実施者 | 笹川平和財団 | 年数 | 3年継続事業の3年目(3/3) |
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形態 | 自主助成委託その他 | 事業費 | 4,461,537円 |
2015年3月8日から12日まで、中国福建省社区主任ら12名が来日し、「高齢者福祉」「防災面における住民活動」「住民生活とごみ処理」などをテーマとして宮城と東京を訪問しました。 3年間の事業により福建省の全9地級市から社区主任代表ら38名を招へいしました。(社区はコミュニティの中国語訳です。)
2014年度福建省訪日団名簿 | 社区の所在地 | 所属社区概要 |
3月8日(日)仙台空港に到着。仙台市内で2011年の東日本大震災の津波被害にあった名取地区から閖上地区を視察しました。
3月9日(月)午前中は、仙台市連合町内会長会、仙台市役所のみなさん11名と交流会。仙台市連合町内会の自治会加入率は政令指定都市の中でも82.4%と比較的高く(20都市中5番目)、自治会活動や防災訓練なども活発であり、その取り組みについて紹介がありました。午後は東松島へ移動し、被災地ガイドの案内で主に宮戸地区の被災と復興状況を視察しました。
3月10日(火)松島視察後、東京へ移動。晴海の中央清掃工場で東京23区のごみ処理について研修を受け、そのあとは皇居を見学しました。
3月11日(水)熊本大学の魏長年准教授による講義「コミュニティの福祉制度ー日中比較ー」を受講しました。
3月12日(木)「シニア町内会 NARITA公津の杜」(株式会社リエイ)の老人ホームを視察。充実した施設、サービスを見学した福建省の研修団員は「ぜひ福建省でも事業展開してほしい」とも言っていました。そのあとは成田空港より上海経由で福建省に戻りましました。
この事業は数年間にわたって実施された事業で、以下の関連ページがございます。