事業紹介

1995年
事業

112 華人研究世界大会準備

事業内容
中国外で活躍する「華人」の影響は中国本土に対してはもちろん、世界経済全体に対して重要性を増しています。その人々と日本が正しくかかわっていくことは、アジア経済の安定的発展のための重要な要素であるといえます。本事業は、「華人」の動静を正確に把握し、日本を含めたアジアの人々との共生の具体的方法をさぐる努力に弾みをつけるため、世界の華人経済研究者の世界大会開催を準備しています。
95年度は華人の経済動向について実際に調査を進める一方、大会準備についても作業を進めましたが、中国の受け入れ窓口の問題などのため、実際の開催は97年度になる予定です。なお、大会の名称は「華人と世界経済国際シンポジウム」となり、中国国際友好聯絡会との共催となりました。華人に対する関心が日本内外で強まっており、SPFが華人の経済動向調査のために設置した委員会への参加希望者も多数あります。
1995年11月には、現段階での調査のまとめがSPFグローバルブックスシリーズ「華僑・華人経済」としてダイヤモンド社から刊行されました。

事業実施者 笹川平和財団 年数 1年継続事業の1年目(1/1)
形態 自主助成委託その他 事業費 5,122,304円
ページトップ