事業内容
太平洋島嶼地域は環礁にかこまれた島が多くあり、飲料水の確保、廃棄物の処理、化石エネルギーに代わる電力の確保など、独自の問題を抱えているケースが数多くあります。800以上の離島を抱える日本でも同様の問題に早くから取り組んでおり、環境技術に関してアドバイスできる点も少なくありません。本事業は太平洋の島嶼国に対して日本からの技術移転をはかりつつ、島嶼国地域の将来の人材を育成する協力関係を目指します。
具体的には、太平洋地域の政府間機関である「南太平洋フォーラム」(SPF)と「南太平洋地域環境プログラム」(SPREP)の合同調査チームが日本の環境関係機関を訪れて視察や意見交換を行いました。訪問先は環境庁、通産省、建設省、NEDO、UNEP、宮古島、太陽風力エネルギー開発試験場などです。島嶼地域の諸国と日本の今後のより密接な協力関係に向けて、良い基礎づくりができたといえます。
事業実施者 |
南太平洋フォーラム(South Pacific Forum/フィジー)
|
年数 |
1年継続事業の1年目(1/1) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
8,784,423円 |