事業内容
中国残留孤児等引揚者の子女が、大学・短大・専修学校専門過程への進学を希望して、日本語教育を受ける場合、必要となる資金を給付するものです。将来有為の若者に上級教育の機会を与え、帰国孤児等引揚者家庭の自立を支援することが目的です。
本事業による日本語教育機関への就学生は、本年度まで延57名(本年度7名)に及んでおり、帰国者の向学心向上と負担軽減に寄与しています。援助を受けた人たちの中には大学を卒業して有力企業に務めているケースも多く、日本の国際化に寄与する人材に成長するものと期侍されます。
また、同窓会が継続実施され、就学生ネットワークが着実に形成されつつあります。現役就学生と卒業生の間で情報交換や進路指導も行われ、彼らの精神的自立を図る上でも効果が挙がっています。
事業実施者 |
笹川平和財団
(財)中国残留孤児援護基金
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年数 |
3年継続事業の2年目(2/3) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
6,638,198円 |