事業紹介

1994年
事業

078 日中国際問題シンポジウム

事業内容
冷戦終結後、世界の状況および構造は大きく変化し、アジア地域は世界の中でいちだんと重要になってきています。特に21世紀に向けて、アジア・太平洋諸国の安定と発展のために、日中両国がどのような役割を果たすことができるか―これはきわめて大切なテーマです。
このテーマを中心に、日中両国の学者・研究者・専門家が一堂に会して情勢を分析し、アジア・太平洋地域の安定と発展を促進するための具体的方策を探ろうというのが、この事業の目的です。

実施事項の第一はシンポジウムの開催です。これは、APECの前に民間レベルで話し合っておこうというもので、下記の3テーマについて、日本から7名、中国から50名の日中関係学者・研究者・元外交官などが集まって討論しました。
①当面のアジア・太平洋地域の政治安定情勢の発展、および如何に同地域の平和と安定を維持するか
②アジア・太平洋地域の経済発展の見通し、および如何に同地域の経済協力を促進するか
③日中関係およびアジア・太平洋諸国との友好協力関係を如何に促進すべきか

実施事項の第二は中国政府要人との会見、懇談であり、第三は関係部門との交流、視察でした。
なお、これは単年度事業として実施されましたが、企画内容が極めて有意義であることから95年度も引き続いて行われることになりました。

事業実施者 中国国際友好聯絡会・平和と発展研究センター 年数 1年継続事業の1年目(1/1)
形態 自主助成委託その他 事業費 10,675,669円
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