事業内容
日中交流事業を担当する中国の若手地方行政官に、日本における日中交流事業の現状および日本の政治、経済、社会、文化等を学ぶ機会を提供し、今後の日中間の地域交流促進の一助とすることが本事業の目的です。
山東省政府の日中交流事業を担当している若手地方行政官が拓殖大学に研修生として来日し、1年間の研修を受けました。日本語のレベルを高めるとともに、日本社会、政治、文化に対する理解を深めることができました。また、山東省と日本の交流・協力の促進等、日中間の地域交流・協力事業にも参加し、視野を広げ、国際交流センスを養成することができました。
さらに、研修生本人の個人的ネットワークが形成され、今後の日中交流において地方交流という新しいカテゴリーの交流のあり方が示されました。地方対地方、地方対中央、地方対企業、地方対民間団体等、交流形態が多様化し、交流目的も多様化してきている現状において、彼が行った研修やネットワークづくりが具体的な成果となって現れてきています。帰国後、山東省において新しい交流事業が彼の手によって行われており、このような迅速な行動が生まれたこと自体、大きな成果であると思われます。
事業実施者 |
中国国際友好聯絡会/中国
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年数 |
1年継続事業の1年目(1/1) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
2,866,305円 |