事業内容
中国共産党河南省委員会・范欽臣副書記を団長とする河南省商丘、洛陽、新郷、鶴壁、南陽、焦作等6都市の農業経済担当副市長、省政府幹部、中国国際友好聯絡会スタッフら一行計12人が、1997年6月25日から7月4日まで大阪府、岡山県、愛知県と東京都を訪問しました。
訪日の目的の一つは、日本の農業行政関係者と意見交換し、農業行政および農村の地域振興の経験を学ぶことです。大阪府庁、岡山県庁、東京都庁で農業行政の実務担当者らと懇談会等を通して意見を交換する一方、実務担当者や研究機関の専門家を招いた講習会等で学習活動を行いました。視察は主に岡山県で行われ、農家や農産品加工工場、中国の農民達も直面している組織化の問題を意識しながら農協、そして農業技術の開発・普及の課題意識のもと農業試験場等を視察し、訪問先関係者と懇談しました。
団員の大半が訪日歴のない副市長で、日本側の農業行政関係者との親善交流を通して日本理解と相互信頼を深め、人的つながりを緊密にするのも重要な目的の一つとなっています。訪日団は各訪問先でレセプションや懇談会等を開催し、関係者との親善促進を図り、所期の目的はほぼ達成できました。帰国後は訪日の成果報告書を作成し、各省・自治区政府の農業行政部門を通して農業行政関連部門に配布し、政策策定の参考とされました。
事業実施者 |
中国国際友好聯絡会/中国
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年数 |
1年継続事業の1年目(1/1) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
7,765,778円 |