事業内容
笹川日中友好基金は、中国における若手日本研究者のネットワークを強化し、その政策提言や世論形成への影響力を高めるために、1999年度から彼らの研究交流活動を支援しています。その一環として本年度も、中国国際友好聯絡会と中国社会科学院日本研究所が"日本と北東アジア経済協力"をテーマとした「若手日本研究者フォーラム」を開催しました。
2001年11月11~1 3日に北京で開催されたこのフォーラムには、日中両国の大学や研究機関から60人、さらにオブザーバーとして駐中国日本大使館研究部門関係者と両国のマスコミ関係者が多数参加しました。45の研究論文が提出され、それに基づき活発な発表と意見交換が行われました。後日、中国社会科学院日本研究所が中心となって『第3回若手日本研究者フォーラム論
文集』を編纂したほか、政策提言を盛り込んだ事業報告書を関係部門に提出しました。また、中国社会科学院日本研究所を中心に、若手研究者が自主的に活動できるような交流組織を設立する動きも始まっています。
事業実施者 |
中国国際友好聯絡会(中国)
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年数 |
5年継続事業の3年目(3/5) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
3,467,141円 |
本事業の成果は、書籍として刊行されています。
高増傑主編『日本与東亜経済合作』北京:世界知識出版社、2002年