事業紹介

2013年
事業

334 中国雑誌メディア関係者招へい

中国で影響力ある雑誌社に日本取材の機会を提供し、等身大の日本像を中国で伝えてもらう事業です。

事業実施者 笹川平和財団 年数 5年継続事業の3年目(3/5)
形態 自主助成委託その他 事業費 5,495,570円
第5回 新周刊

第5回は、2013年6月9日から19日の日程で「新周刊」の訪日取材班4名を招へいしました。「日本は本当に小日本か?」というテーマを設定して、東京、熊本、京都、奈良、大阪を取材しました。

  「新周刊」雑誌社

『新周刊』は「中国で最も新進気鋭の時事生活雑誌」をモットーに、1996年8月18日に創刊したビジネス誌。発行部数は約50万部。(全国の書店、コンビニ、スタンドにて販売)
特集、経済、事件、社会生活、自動車、写真、芸術、文化、都市、国際問題などの分野を報道。
本社住所:中国広東省広州市黄埔大道西39-41号瑞達大厦3楼(510620)
公式ウェブ:http://www.neweekly.com.cn/index.php



封新成

何樹青
第5回招へい 新周刊
2013年6月9日から19日の日程で「新周刊」の訪日取材班以下4名を招へいしました。

封 新成 1963年生まれ 執行役員・編集長
何 樹青 1973年生まれ 副編集長
張 海児 1957年生まれ 首席カメラマン    
丁 暁潔 1985年生まれ 文化記者 
     

張海児

丁暁潔


取材の成果

    取材の成果は、『新週刊』第402期特別付録「細節日本」として発信されました。

 
新周刊日本取材班の活動

2013年6月9日(日)

一行はCZ385便で成田空港に到着。車で都内ホテルへ移動し、東京タワー下のとうふ屋で歓迎会を催しました。夜は新宿の街並みを散策しました。

歓迎宴会場前にて記念撮影

歌舞伎町案内人李小牧さんと新宿散策
6月10日(月)

午前は漆芸中島さんで職人の仕事を取材。お昼は池袋プラザさんでカプセルホテル事情を取材。さらに午後は『下流社会』の著者として有名な三浦展先生の取材。夕方は日刊ゲンダイの藤田学編集長を取材。夜は新宿で日本のジャーナリストらと交流会をもちました。

漆芸中島さん取材の様子

カプセルホテル取材

日刊ゲンダイ藤田編集長取材

日本のジャーナリストらと交流
6月11日(火)

午前は神田川・善福寺川取水施設で大雨への排水対策を取材。午後は一般家庭の暮らす2DKのアパートを訪問し、日本の住宅事情を取材ました。

取水施設模型で排水実験を見学

取水施設内のモニター説明

地下取水施設の実地見学

アパート取材
6月12日(水)

午前は文化放送でラジオ放送番組現場の取材。李小牧氏が出演するコーナーを見学。お昼には東京都庁で東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会を取材。午後は朝日新聞の中国語ネットについて取材。また東京最終日なので、浜離宮と浅草寺を見学しました。

文化放送取材

オリンピック・パラリンピック招致委員会取材
 
朝日新聞を訪問

浜離宮散策
6月13日(木)

午前は東京から熊本へ飛行機で移動、さらに熊本から水俣へ新幹線で移動。水俣のアクトビーリサイクル工場の取材。そしてみなまたエコパークや港、チッソ工場排水溝を取材。さらに胎児性水俣病の福祉施設ほっとはうすを訪問、水俣病患者にインタビューを行う。その後、水俣市役所や熊本大学から講師をお呼びして、水俣市の環境発展についてレクチャーを受け、熊本へ戻りました。

アクトビー工場見学

みなまたエコパーク

ほっとはうす取材

レクチャーの様子
6月14日(金)

午前一番は熊本県庁広報を訪ねてくまモンの取材。午前中はさらに熊本日日新聞社を訪問。水俣病の国際報道などについてレクチャーを受け、意見交換する。午後は天草へ移動し、イルカウオッチングなどを楽しんだ。

熊本県庁広報を取材

くまモン撮影の様子

熊本日日新聞にて井芹道一編集委員取材

イルカウオッチングの様子
6月15日(土)

天草から熊本を経て、飛行機で大阪伊丹空港へ。大阪伊丹空港から車で京都へ移動。京都市内で寺社仏閣取材を開始。三十三間堂、仁和寺を訪問し、祇園を散策。

イルカを模した天草航空飛行機

仁和寺訪問
6月16日(日) 

午前は金閣寺、二条城をまわり、お昼に創業600年以上を誇るお蕎麦屋さんの尾張屋を訪問。午後は銀閣寺、みやこメッセ伝統工芸館、南禅寺、清水寺を訪問しました。

金閣寺

みやこメッセで舞妓さんの舞踊見学

尾張屋さん前にて

産寧坂の散策
6月17日(月)

午前中は東寺、伏見稲荷神社を訪問し午後は京都から愛知へ移動。ベストセラーとなった『中国化する日本』の著者である愛知県立大学の與那覇潤准教授を取材。
 
伏見稲荷神社
 
與那覇潤准教授取材
6月18日(火) 

京都から奈良へ移動。奈良県庁で「せんとくん」を取材。さらに東大寺、唐招提寺、法隆寺などをたずねたあと、大阪へ移動し、今回の取材を完了。
 
奈良県庁屋上でせんとくんを取材
 
奈良公園で鹿に囲まれる封編集長

東大寺訪問

唐招提寺でくつろぐ一行


第6回 新視線

第6回は2014年2月16日から25日の日程で「新視線」の訪日取材班5名を招へいしました。「東京」をテーマに設定して、10日間にわたり東京で取材活動を行いました。お招きしたのは以下の5名のみなさんです。

陳 皎皎(Chen Jiaojiao)編集長
彭 楊軍(Peng Yangjun)クリエイティブディレクター
邱 正(Qiu Zheng)記者
馮 維佳(Feng Weijia)記者
劉 曦 (Liu Xi)記者

  「新視線」雑誌


『新視線』は、都市で暮らす人々とクリエイターのための現代的な生活の紹介を趣旨とした月刊誌です。 

 

新視線は2002年に創刊し、アジア出版協会でもっともデザインに優れた雑誌として何度も表彰され、2009年には『Wallpaper』誌でもっともスタイリッシュな中国の雑誌であると評されました。発行量は60万部で全国26の大都市のホテル、飛行場、駅、コンビニ、百貨店、雑誌スタンドなどで販売しています。発売価格は20元で、毎月1日に発行しています。
 

公式ウェブ:http://www.theoutlookmagazine.com/

なお、当初は2014年6月号の刊行予定でしたが、現在は7・8月号にて日本取材の成果を発表する予定です。



陳 皎皎

彭 楊軍

邱 正

馮維佳
劉 曦

 

取材日程
日程 研修内容
2014年2月16日(日)

『新視線』取材班来日
2月17日(月)

大相撲荒汐部屋の朝稽古の取材からはじまり、国会議員の伊佐進一代議士の取材、写真家森山大道氏、ドクター中松氏を取材しました。

大相撲荒汐部屋取材

写真家森山大道氏取材
2月18日(火)

午前は築地市場、浅草を取材。午後はHonda本社にてASIMOを取材し、ルミネtheよしもとでもう中学生さんの取材と銀座久兵衛で今田洋輔社長を取材。

ASIMO取材

銀座久兵衛取材
2月19日(水)

午前は光明寺を取材、午後は代官山などの取材。夕方は写真家荒木経惟氏、弓馬術礼法小笠原流の取材。

写真家荒木経惟氏取材

弓馬術礼法小笠原流取材
2月20日(木)

午前は能楽の観世流お家元の取材、午後は写真家篠山紀信氏の取材。

観世流お家元の取材

篠山紀信氏取材
2月21日(金)

午前に剣道取材。午後は佐藤可士和氏を取材し、新宿御苑を撮影した後、是枝裕和監督取材。

佐藤可士和氏を取材

是枝裕和監督取材
2月22日(土)

琴古流尺八竹友社・三世川瀬順輔先生取材、講道館で子どもから大人まで柔道練習風景などの取材

琴古流尺八取材

講道館にて柔道取材
2月23日(日) 

フリー日程。
2月24日(月)

警視庁やカプセルホテルなどを取材し、防衛省で儀仗兵の撮影取材を行いました。
 2月25日(火) 

東京ディズニーランドを訪問したあと元祖食品サンプルさんで食品サンプル取材、サンプル作成体験をして帰国しました。

儀仗兵の撮影取材
 
食品サンプル作成体験


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