「島嶼国を取り巻く海洋環境の保全・保護を考える―共通の財産を守るための提言」を開催しました('09.5.14開催)
笹川平和財団·笹川太平洋島嶼国基金主催 シンポジウム
「島嶼国を取り巻く海洋環境の保全・保護を考える―共通の財産を守るための提言」を開催しました('09.5.14開催)
募集は終了しました
瑚礁、マングローブ林をはじめとする多様な生態系の保全と陸上・海洋生物資源の持続的な利用と保存管理は、太平洋島嶼国における生活と文化の向上にあたって、欠くことのできない基盤となっており、1997年以来3年ごとに開催されている太平洋・島サミットの場でも重要議題として取り上げられています。このたび笹川平和財団は、第五回太平洋・島サミット(PALM5)開催の機会を活用し、石弘之・東京農業大学教授、および太平洋島嶼地域の有識者とNGOをお招きし、固形・液体廃棄物による海洋汚染、自然保護区をはじめとした環境分野における共同体構想の具体化に向けた討議を行い、サミットに対する提言を行います。
ご多用のこととは存じますが、関係者お誘い合わせの上、是非ともご参加いただけますようご案内申し上げます。
記
- 主 催:
- 笹川平和財団・笹川太平洋島嶼国基金
- 日 時:
- 2009年5月14日(木)10:00~16:30 (9:30~受付開始)
- 会 場:
- 日本財団ビル2階大会議室(港区赤坂1-2-2)
(地下鉄銀座線・虎ノ門駅または溜池山王駅より徒歩5分)
- その他:
- 参加費無料、日英同時通訳付
- プログラム:
10:00-10:10 | 開会挨拶 笹川平和財団 羽生次郎会長 |
10:10-10:20 | ご挨拶 日本財団 笹川陽平会長 |
10:20-10:30 | レメンゲサウ上院議員よりメッセージ |
10:30-11:00 | 基調講演 石弘之東京農業大学教授 |
11:00-11:15 | コーヒーブレーク |
11:15-11:45 | 『セッション1 ミクロネシアの経験』
ミクロネシア・チャレンジ~次世代に向けた生物多様性の保全と気候変動への適応に対する地域戦略
チャーリン・メルサイ
ミクロネシア・チャレンジ地域調整官(パラオ)
コメンテーター:リッキー・カール
ネイチャー・コンサーバンシー副局長(ミクロネシア連邦) |
11:45-12:00 | 質疑応答 |
12:00-13:30 | 昼休み |
13:30-14:00 | 『セッション2 メラネシアの経験から』
ローカルコミュニティのエンパワーメント~メラネシアの沿岸地域の生物多様性と環境保全の鍵として
ジェーン・モギナ博士
ママ・グラウン保全基金事務局長(パプアニューギニア)
太平洋の海洋世界保全におけるメディアの重要な役割
ウラミラ・ラッグ
パシフィック・ウェーブ・ネットワーク、コーディネーター(フィジー) |
14:00-14:15 | 質疑応答 |
14:15-14:30 | 『セッション3 ポリネシアの経験から』
サモアにおける海洋汚染と海洋保護区アプローチ
ナオミ・アウヴァエ
サモア天然資源・環境省開発企画官
乱開発と自然資源の希少性~開発がすすむ島の変わりつつある廃水政策
ウラミラ・ラッグ
パシフィック・ウェーブ・ネットワーク、コーディネーター(フィジー) |
14:30-14:45 | 質疑応答 |
14:45-15:00 | コーヒーブレーク |
15:00-15:20 | 特別講演:海洋政策研究財団 秋山昌廣会長 |
15:20-16:30 | 『セッション4 提言討議』
第五回太平洋・島サミット(PALM5)へ向けた提言書 |
- 申込方法:
- お名前、ご所属(役職)、ご連絡先(住所、TEL、FAX、E-mail)を5月13日(水)までにメール(island-seminar@spf.or.jp)、あるいはFAX(03-6229-5473)でお送り下さい。
- 事務局:
- 笹川太平洋島嶼国基金 世古、大谷
(E-mail:island-seminar@spf.or.jp/電話:03-6229-5450/FAX:03-6229-5473)
※お申込の際に皆様から頂戴する個人情報は、当財団の主催または講演によるセミナー、講演会等のご案内の送付に使わせていただきます。
募集は終了しました