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February 2014: Southern Thailand

2014年02月(February 2014)
1) 総選挙投票率
2) 3児童殺害事件
3) 3児童殺害事件の報復か?
4) 陸軍司令官の訪問中止
5) 銃火器禁止令
6) 拷問犠牲者への賠償
1) 総選挙投票率
2) 3児童殺害事件
3日夜、ナラティワート県バーチョー郡で、お祈りから戻った家族が自宅前で銃撃され、11歳、9歳、6歳の子供3人が死亡し、妊娠中の母親が重傷、父親が軽傷を負った。
事件当初、警察は反政府活動グループの仕業であるとしたが、地域のイスラーム教徒住民の間では、治安関係者の仕業であるとの憶測が広まった。これに対して6日、警察は南部国境地域に衝撃を与えた同事件への治安関係者の関わりを否定した。ナラティワート警察は、個人的恨みによる事件の可能性を示唆した。犠牲者の父親は2012年4月にパッタニー県マイゲン郡で夫婦を殺害し、現在は保釈中であった。一方13日、同事件は反政府活動グループの仕業である、とISOCは報じた。
3) 3児童殺害事件の報復か?
4) 陸軍司令官の訪問中止
5) 銃火器禁止令
6) 拷問犠牲者への賠償
24日、ナラティワート県の軍訓練キャンプで拷問を受け死亡したイスラーム教徒住民ウィチィアン氏の家族に対する700万バーツ以上の賠償金支払いを陸軍が認めた。民事裁判の判決に則った措置である。一方、拷問関わった軍関係者の刑事裁判には進捗がない。
2013年12月 – 2014年2月の暴力事件(別表参照)

註:上記内容は主に以下のWEBサイトの記事を参考に、筆者が編集した。
Bangkok Post (http://www.bangkokpost.com/)
Deep South Watch (http://www.deepsouthwatch.org/)
Deep South Journalism School (http://www.deepsouthwatch.org/dsj)
The Nation (http://www.nationmultimedia.com/)
Matichon Online (http://www.matichon.co.th/)


タイ南部国境地域での主な出来事(2014年1 – 2月)
帝京平成大学 助教