笹川日中友好基金ではさまざまな研究活動を支援したり自ら企画したりしていますが、なかには、その成果を書籍などにして公刊したものがあります。ここではそれらの書籍をご紹介しています。
【原著】礒崎初仁、金井利之、伊藤正次共著『ホーンブック 地方自治』北樹出版、2007年
礒崎初仁、金井利之、伊藤正次共著/张青松译《日本地方自治》社会科学文献出版社,2010年
【選者の評】本書は日本の地方自治に関して造詣の深い研究者が共同執筆したもので、日本の地方自治についてのきわめて新しい研究書であり、近年の改革の内容も網羅されています。本書は研究者の間で高い評価を得た研究書ですが、内容は概論的で、日本の地方自治の制度構造から歴史、政策、管理運用、住民参加まで一般書としても読みやすい特徴を有しており、一般の読者にとっても日本の地方自治を知るいい入門書です。中国の経済発展はいわゆる地方政府主導型の発展モデルといわれていますが、地方制度の整備や住民参加の不備などが大きな課題として残っています。この書の中国での翻訳と出版は中国の今後の地方制度の整備とその改革に寄与できると思われます。