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調査報告書

2014年発行:「日中海上航行安全対話報告書」

カテゴリー区分 調査報告書
発行 2014.03
著者/編者 笹川平和財団、北京大学国際関係学院
備考 関連事業 「日中海上航行安全対話」(2013年度)

「日中海上航行安全対話報告書」

尖閣諸島周辺海域などにおける航行安全と危機管理を検討するにあたり、日中間で信頼醸成装置(CBM)を導入することを提言しています。CBMは冷戦中の1970年代頃に偶発事件の回避を念頭に考案された安全保障装置で、現在は欧州などで安全保障政策の大きな柱の一つとなっています。報告書の中では、CBMの具体例として、①偶発事故発生の可能性を減少させるための情報交換、②日中の法執行機関の間での人的交流、③現場担当者の暴発などを防ぐための警備上の配慮、④政治レベルから現場レベルまでの複数段階でのホットラインの開設、⑤国際法や各々の国内法に対する理解度の向上が挙げられています。

目次

1、成果概要
2、同海域の現状の評価
3、法的問題に関する見解の要旨
4、航行の安全に関する見解の要旨
5、海上における法執行において取りうる対策についての基本的な考え方
6、信頼醸成及び危機管理に関する提案の概要
7、今後の課題

別紙


別紙1 双方の参加者
別紙2 法的問題に関する日本側の見解
別紙3 法的問題に関する中国側の見解
別紙4 信頼醸成及び危機管理に関する日本側の見解
別紙5 信頼醸置及び危機管理に関する中国側の見解

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