笹川日中友好基金ではさまざまな研究活動を支援したり自ら企画したりしていますが、なかには、その成果を書籍などにして公刊したものがあります。ここではそれらの書籍をご紹介しています。
【原著】竹内長武『戦後マンガ50年史』筑摩書房(ちくまライブラリー101)、1995年
竹内长武著/ 李斌译 《战后漫画50年史》南京大学出版社,2010年
【選者の評】いわゆる日本の大衆文化は中国の若者に人気がとても高く、かなりの日本語学習者は日本のアニメ・マンガの影響で日本語の学習を始めたそうです。今までに日本のマンガ作品が大量に中国に入ってきていますが、日本のマンガ史あるいはマンガ理論の翻訳紹介は極めて少ないのが現状です。本書は物語マンガの引き起こした各種の事件を手掛かりに戦後最大の大衆文化=マンガの誕生からの50年間の歴史をたどっています。日本の戦後マンガの流れを知る格好の入門書として、現在のマンガの人気の高さと歴史紹介のアンバランスの改善に役立つと思います。