現代日本紹介図書
2011年発行:【現代日本紹介図書 009】茶道の歴史
カテゴリー区分 |
現代日本紹介図書 |
発行 |
2011.01 |
著者/編者 |
桑田忠親著/汪平・陈乐兵・黄博・葛燕译 南京大学出版社 |
備考 |
中国語タイトル《茶道的历史》 ISBN978-7-305-07806-4 |
著者まえがきに、こうあります。「日本独自の伝統芸道である茶の湯のしきたり、名物茶道具のいわれ、茶会の変遷、茶道の精神などについて、その概要を述べたものであります。しかし、むつかしい理論の証明や空虚な概念の叙述を避け、史上の人物、つまり紹鷗、利休、遠州、足利義政、信長、秀吉らの逸話、人間などを中心に、茶道の礼法や茶道具の由緒について余り関心のない方々にも興味をもたれるように、工夫をこらしてお話しました」。系統的に日本の茶道を知ろうとする中国の読者に、とても相応しい本といえます。またそれだけでなく、物語が多くわかりやすく、中国人にも面白く読めます。日本の茶道について多少でも耳にしたことのある中国の読者に推薦したい一冊です。
関連事業:2009~2013年度事業「現代日本紹介図書シリーズ翻訳出版」