事業内容
笹川日中友好基金は、中国における若手日本研究者のネットワークを強化するため、本年度から若手日本研究者の研究交流活動の支援を始めました。
その一環として、中国国際友好聯絡会と中国社会科学院日本研究所の共催で、1999年11月12~15日、「第1回若手日本研究者フォーラム」が北京で開催されました。中国側は、政治、外交分野の研究者24人、日本からは6人の研究者が出席したほか、駐中国日本大使館および両国の多数のマスコミ関係者が、オブザーバーとして参加しました。
参加者全員が45歳以下の研究者であり、文字どおり若手が研究交流活動の主役をつとめました。また、これまで中国で開催された会議の多くが両国間関係をテーマにしてきたのに対し、21世紀の日本の政治と外交という特定のテーマについて探究する会議として注目を浴びました。
事業実施者 |
中国国際友好聯絡会(中国)
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年数 |
5年継続事業の1年目(1/5) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
2,367,844円 |
本事業の成果は、書籍として刊行されています。
蒋立峰主編『21世紀的日本 政治外交発展趨勢』北京:世界知識出版社、2000年。