事業概要
中国で影響力ある雑誌社に日本取材の機会を提供し、等身大の日本像を中国で伝えてもらう事業です。
2011年~2014年までで8社、10誌に日本特集記事を掲載してきました。
本年度は上半期(4月~9月)と下半期(10月~2016年3月)に1社ずつ、計2社を招へい予定です。
事業実施者 |
笹川平和財団
|
年数 |
2年継続事業の2年目(2/2) |
形態 |
自主助成委託その他 |
事業費 |
4,316,608円 |
1.事前準備
- 雑誌社の選定:上半期4月~5月頃、下半期11月~12月頃
- 過去の交流事業の参加者など中国側事業協力者のアドバイスを参考に、招へい対象社を選定する。
- 取材テーマ決定:取材テーマ、記事掲載の時期と方法などについては、選定した雑誌社の特徴やニーズに合わせ、当財団と取材参加者が協議して決定する。
- 訪日取材受入準備:上半期5月~6月頃、下半期12月~1月頃。
- 雑誌社が希望する取材内容にあわせて、当財団、あるいは協力機関等が雑誌社と連絡をとりながら取材先を決定する。
2.来日取材と情報発信
- 中国の雑誌社の訪日取材班を上半期、下半期に1社ずつ招へいする。
- 1社につき4名までの記者や編集者、カメラマンが1週間ほど日本に滞在し、取材活動を行う。
- 日本の政治、経済、社会、文化などの現場を取材し、意見交換やインタビューを行う。
- 事業参加者は帰国後、取材の成果を日本特集を組んで雑誌媒体で発信する。
- 取材協力をしてくれた関係者へ取材成果の雑誌を配布する。
- 取材の成果を日本語に翻訳する。
第9回 共識網 領導者 財経文摘、中国週刊天翼
2015年7月9日から18日の日程で「共識網」「領導者」「財経文摘」「中国週刊天翼」の合同取材班4名を招へいしました。「アベノミクスと日本経済、社会、国際関係に与えた影響」をテーマに、9日間にわたり東京、能登、京都で取材活動を行いました。
第9回取材メンバー
岳 徳明
|
袁 訓会
|
第7回招へい 行周末
2014年7月9日から18日の日程で「行周末」の訪日取材班以下4名を招へいしました。
- 岳 徳明
- 『領導者』雑誌編集部主任
- 袁 訓会
- 『共識ネット』編集部主任
- 満 凱艶
- 『財経文摘』雑誌執行主編
- 李 馨
- 『中国週刊 天翼』雑誌執行主編
|
満 凱艶
|
李 馨 |
取材日程
7/09
来日
|
7/10
午前中は江戸東京博物館を訪問し、広報担当の方に博物館の概況をインタビューし、江戸・東京の歴史について取材しました。お昼前後にはDMM.make.AKIBAを訪問し、世界最大級のハードウェアスタートアップ拠点の実情を取材しました。午後は河野太郎代議士、日本国際問題研究所、花王株式会社などを訪問して、中国の台頭に関連する日本側の政治家、研究者、企業の見方について取材しました。
|
DMM.make.AKIBAを訪問する取材陣 |
7/11
自由取材
|
7/12
自由取材
|
7/13
午前中、藤崎一郎日米協会会長・元駐米大使、川村元気プロデューサー、高原明生東京大学教授、細野豪志代議士、日産自動車追浜工場
|
日産自動車追浜工場を取材 |
7/14
日産自動車横浜本社取材、藤田昌久経済産業研究所所長、岩田一政日本経済研究センター理事長、竹中治堅政策研究大学院大学教授、森ビル六本木ヒルズ、隈研吾東京大学教授取材
|
隈健吾東京大学教授取材 |
7/15
東京から能登へ移動。世界遺産の千枚田を撮影したあと、石川県輪島漆塗美術館、輪島漆塗製造元太王漆器商会、キリコ会館を取材しました。
|
輪島漆の取材風景 |
7/16
午前中は九谷焼の取材をし、午後は金沢市内を視察しました。
|
九谷焼の取材 |
7/17
金沢から京都へ移動。奈良岡聡智京都大学教授を取材、21か条条約と日中関係についてインタビューしました。
|
奈良岡先生取材の様子
|
7/18
京都市内を取材、鈴木基史京都大学教授にAIIBや中国経済の台頭についてインタビューしました。
|
7/19
帰国
|