事業紹介

1994年
事業

国内コンソーシアム・島を語る会形成

事業内容
太平洋島嶼国と日本との相互理解を図り、交流事業を実施するために、日本国内の有識者や活動家に呼びかけて日本国内の「島」に集まってもらい、島嶼国への理解を促進するための国内コンソーシアムを形成しようというのがこの事業です。開催地(島)を選ぶに当たっては、島嶼国に関心の深いことを条件とし、そこに参集する各種団体の中から、島嶼国と日本との関係改善につながる新しい事業のイニシアチブが生まれるよう図っています。
94年度は、島嶼国基金事業室が事務局となり、開催地奄美大島にODA関係者、環境問題活動家、島に関する愛好家グループ代表など国内有識者活動家約20名が参加しました。各参加者の活動報告、意見交換など、会議では活発な発言があり、また今後のコンソーシアム形成に向けての指針作りを行うとともに、奄美大島の島おこし事業を視察しました。さらに「島を語る会」が国内の「島と島を結ぶ」ことにもつながるよう、国内の各離島持ち回りで継続して開催すること、基金事業室が「島を語る会」の事務局となり、ネットワークのメインテナンスをすることに意見が一致しました。
なお、94年度の参加者は国内だけからでしたが、95年度以降は島嶼国からもメンバーを招く予定です。

事業実施者 笹川平和財団 年数 3年継続事業の1年目(1/3)
形態 自主助成委託その他 事業費 2,069,172円
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