事業紹介

1995年
事業

インドシナ農村開発奨学金給付

事業内容
ベトナム、ラオス、カンボジアで農村開発の専門家を育成しようとする事業で、95年度で終了となりました。本事業は、タイのコンケン大学を研修の場とし、毎年11月に開講、14ヶ月のトレーニングを経て、翌年12月の論文発表によって修士号を取得するというコースを支援するものです。
93年度のコース開設以来、総数54名が受講し、そのうちSPFの奨学生は65%にあたる35名となりました。このコースで学んだ学生達はその大部分が大学の講師、政府の農村開発関係行政官、NGOの農村開発専門家等に進んでおり、自国の農業発展に貢献しています。
5年間におよぶ本事業の評価が高まったために、タイ政府は自国のみならずインドシナ各国の人材養成を目的とした「タイエイド」から、今後このコースに参加するインドシナからの学生に対して奨学金を給付する意向を固めました。自費負担でこのコースに進む学生数も年々増えており、本事業は、所期の目的を十分に達成したと言えましょう。

事業実施者 コンケン大学開発調査研究所(Research and Development Institute, Khon Kaen University/タイ) 年数 3年継続事業の3年目(3/3)
形態 自主助成委託その他 事業費 8,213,727円