事業紹介

2014年
事業

中東と日本の相互理解

事業概要
本事業は、駐日中東諸国外交団をパートナーとする講演会や中東諸国でのセミナー開催を通じ、日本と中東との双方向で情報発信を行うことにより理解の促進を図ることを目的としています。
事業実施者 笹川平和財団 年数 3年継続事業の2年目(2/3)
形態 自主助成委託その他 事業費 3,631,987円
事業活動
    1.駐日中東イスラム諸国大使講演会(2014年9月5日)
    2.中東情勢セミナー(2014年4月15日、2014年9月12日、2015年3月16日)

    1.駐日中東イスラム諸国大使講演会(2014年9月5日)
    エルゼメイティー駐日エジプト大使は、「大統領選挙後のエジプト情勢の展望」をテーマに講演した。この講演の内容は、エルシーシ大統領による新体制での国造りの見通し、民主化への努力などから構成された。

「大統領選後のエジプト情勢の展望」(2014.9.5開催)


    2.中東情勢セミナー(2014年4月15日、2014年9月12日、2015年3月16日)

    (1)トルコ大国民議会議員・外交委員会委員長のヴォルカン・ボズクル大使は、「トルコと周辺諸国との外交関係:シリアとクリミア問題をめぐって」をテーマに講演した。トルコの「ゼロ外交」とシリア問題とクリミア問題が中心であった。

    「トルコと周辺諸国との外交関係~シリアとクリミア問題をめぐって~」(2014.4.15開催)


    (2)ロシア中東紛争分析センター長アレキサンダー・シュミリン博士は、「ロシアから見た中東情勢:シリア・イラク情勢をめぐって」をテーマに講演した。中東地域で強い影響力を保ち、また多くの利害関係を共有するロシアの視点から、独自のフィールドワークと情勢分析の成果をもとに、ISILの台頭など最新の中東情勢について講演した。

    「ロシアから見た中東情勢~シリア・イラク情勢をめぐって」(2014.9.12開催)


    (3)トルコ共和国副首相であるヌーマン・クルトゥルムシュ閣下の来日記念講演会を「新しい世界平和に向けて:イスラム文明の役割」と題して開催した。この講演は主にイスラム文明が人間に提示する平和のための5つの基準などから構成された。

ヌーマン・クルトゥルムシュ・トルコ共和国副首相来日記念講演会「新しい世界平和に向けて:イスラム文明の役割」(2015.3.16開催)

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