9月25日PIR　 Radio New Zealand International
パラオのトリビオン大統領は国連総会において、漁業の公平性を世界に向けて訴えた。同大統領は次のような内容の演説を行った。太平洋上において遠洋漁業を行っている外国漁船は、太平洋諸国の法律を尊重するべきである。外国漁船は定められた制限の中で漁業を行い、公平な姿勢でパラオの天然資源からの利益をシェアーしなければならない。「マグロの乱獲がすすみ、その保護がおいつかない。このような状態は持続可能な漁業とはいえない。マグロは保護されるべきである」今年12月、パラオにおいてマグロに関する太平洋地域の会議が開催されるが、この会議において「マグロ保護区」の設定も検討されるだろう。