10月19日ＰＩＲ　Kaselehlie Press
日本政府の人間の安全保障事業のための草の根無償金62,269米ドルにより、ココナッツオイル生産事業が開始される。仕事がなく人口流出問題に直面しているピンゲラップ島の人々の雇用機会を増やすことを目的にココナッツオイル生産のための装置が、日本からの援助金によって購入される。ピンゲラップ島は、ポンペーイ諸島の中にあり、人口は約4000人である。ピンゲラップ島にはココナッツ資源が豊富にあるが、ポンペーイ島からの遠さや、生産装置や技術の未熟さ等が原因となり、これまで島の発展にはつながらなかった。日本大使館の鈴木大使は次のように述べた。「この事業が成功すれば、ピンゲラップ島は発展の道をあゆむことできるようになるとともに、ポンペーイ諸島の他の離島においても同様な事業が展開されるようになるでしょう」